8月17日 中国新聞より
気ままに城跡を歩いたり、時にはよろい、かぶとを身にまとったり。そんな女性たちを「城ガール」と呼ぶそうだ。この盆休み、目を輝かせながら、天守閣にカメラを向ける一人旅の女性を何人も見かけた
お目当ての一つが、400年前の天守をとどめる松江城という。黒い板で覆われ、見た目は地味だ。ただ内側の柱の木目がハート形に見えることから「縁結びに御利益」と、口コミで人気上昇中らしい。こんな楽しみ方もあるのか、と感心する
若者の熱気に押されたわけではなかろうが、「松江城を国宝に」という運動が地元で盛り上がっている。もとは国宝だったのが戦後、重要文化財に「格下げ」になった。彦根や松本といった国宝の城と比べても、歴史も美しさもひけをとらぬはず、と
集まった署名は既に10万人を突破した。埋もれた史料探しに懸賞金をかけ、来春からバイクのナンバープレートもわざわざ城の形にする力の入れよう。がむしゃらさの裏には観光PRにつなぐ戦略も見え隠れする。だが肝心の国の腰はなかなか重いようだ
堀川をめぐる和船がのんびり行き交う光景に、城ガールならずともロマンをかきたてられよう。むしろ、市民には憩いの場として親しまれてきた松江城。「宝」の奥は、まだまだ深い。
以上
「城ガール」初めて知りました。又隣の島根県での出来事、何時もながら勉強になります。
今日の写真 地元広島にちなんだ、バラの改良品種(広島市植物公園より)
レッドひろしま ハイブリットティ 1990年作出

ビューティフルふくやま ハイブリットティ 1986年作出

にほんブログ村
気ままに城跡を歩いたり、時にはよろい、かぶとを身にまとったり。そんな女性たちを「城ガール」と呼ぶそうだ。この盆休み、目を輝かせながら、天守閣にカメラを向ける一人旅の女性を何人も見かけた
お目当ての一つが、400年前の天守をとどめる松江城という。黒い板で覆われ、見た目は地味だ。ただ内側の柱の木目がハート形に見えることから「縁結びに御利益」と、口コミで人気上昇中らしい。こんな楽しみ方もあるのか、と感心する
若者の熱気に押されたわけではなかろうが、「松江城を国宝に」という運動が地元で盛り上がっている。もとは国宝だったのが戦後、重要文化財に「格下げ」になった。彦根や松本といった国宝の城と比べても、歴史も美しさもひけをとらぬはず、と
集まった署名は既に10万人を突破した。埋もれた史料探しに懸賞金をかけ、来春からバイクのナンバープレートもわざわざ城の形にする力の入れよう。がむしゃらさの裏には観光PRにつなぐ戦略も見え隠れする。だが肝心の国の腰はなかなか重いようだ
堀川をめぐる和船がのんびり行き交う光景に、城ガールならずともロマンをかきたてられよう。むしろ、市民には憩いの場として親しまれてきた松江城。「宝」の奥は、まだまだ深い。
以上
「城ガール」初めて知りました。又隣の島根県での出来事、何時もながら勉強になります。
今日の写真 地元広島にちなんだ、バラの改良品種(広島市植物公園より)
レッドひろしま ハイブリットティ 1990年作出

ビューティフルふくやま ハイブリットティ 1986年作出

