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悪性腫瘍といわれて 最終回

2010-02-04 17:23:33 | タクシードライバ-の時々日記
昨日の続き

28日一旦退院する。
自宅で手術日を待つ事になる

自宅での食事等の制限はなく、普段通りで、酒は飲んではいけませんとの事。

覚悟が出来ていても、時間がたつと、自分の頭の中には悪性腫瘍(癌)、手術の事しか浮かばない、自分のために此の年は暗い正月を迎える事になる。

家族も気を使って病気の話は一切しない、テレビ、他の何かをしていても、ふと考えてしまう手術までの8日間、毎日あと何日~と
本当に考える毎日でした。

いよ~入院の日、1月5日(日曜日)手術の前日である、来る時が着たかの思い、怖さも
半分は何とかなるさ、と自分に言い聞かせておりました

6日の午後一番、担当先生も其の年初めての手術になる

5日~6日だったと思う、人工肛門を何処へつけるか決める時の事、座って下腹を出し、余り負担のかからない所を探しマークをつける、その時である、先生がマークを付け終わって
直ぐに、リンパセンの異常を見つけ此れは手術前に足の付け根のリンパを取り調べてみますと事、(転移の可能性を調べる為)、

いよいよ手術室に先ずは全身麻酔、それからは~~~(後から聞いた話だと6時間半位手術の時間)
手術が終わり麻酔がまだかかっているとき、耳元でかすかな音が、目も完全には開かない
意識も完全ではないが、家族の姿を見て、返事をした様に思う、又眠りに付く

ICU(集中治療室)先生が言われるのには無事に手術は終わり、リンパの転移も見付からなかった、明日から歩く練習をしてくださいとの事でした(合併症になる為)

2~3日したらICUから歩いて出てもらいますからとの事、肛門を取った為、お尻らしさはない平らです。かなり縫っているのに痛みは全くありませんでした
下半身に管を沢山つけ、腕には点滴そんな状態、動くと痛みの方が辛く訓練結局出来なくて、個室へはベットのまま移動。

大変だったのは、人工肛門のほう、下腹の一部に腸を直接出している為、袋を付けなければいけない、毎日の交換其のたびに、出ている腸を図り、其れにあわして、袋を取り付ける、ある程度ひにちがたち、腸の形も固まれば楽なのだが
固まるまで、今振り返ると約2ヶ月位かかっている。

其れからは歩く訓練の毎日、10日位経った時、先生が再発防止のため抗癌剤の点滴を1ヵ月と飲み薬を1ヵ月位必要ですとの事。点滴の副作用が酷いのはよく知っていました
髪の毛が抜ける、食事が困難、臭いで直ぐ戻しそうになる、でも再発を防ぐ為には、しょうがない、点滴、薬投与中は 何でも感染しやすい為、注意が必要との事、

何とか自分は副作用が軽くて、食事は駄目でしたが、髪の毛は抜けませんでした。
手術後は身体に沢山の管をつけていましたが、ひにちが立つにつれ、少なくなるのが、嬉しかった。

書けばまだ~あるのですが此の位で、現在6年目を迎えますが、転移の心配も無く、タクシーに乗務しています。

自分は本当に幸運で、其の年から始まった癌検診、それで癌が見付かり、助かった。

癌早期発見、その為には年1回の定期健診を(癌検診を含む)受ける事の大事さを知って貰えばと思い書きました。自分も此れまでは全く健康だと思っていましたから!

今日の写真
ユリカモメ


コメント
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