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パパログ

日常で感じた事などを綴ります。

定期健診にて

2010年02月20日 | 胃癌患者の覚書
半年に1度の定期健診で、今回はエコー検査と血液検査でした。
体調は昨年から安定しているし、精神的にも不安は無かったので
今回も大丈夫だとは思っていました。
特に最近は徹夜が続いても体調が崩れるという事も無くなったし
食事や体調のコントロールも段々わかってきた。
冬季なので暑さによるバテが無いのも調子が良い要因かもしれない。

検診は朝一番に予約を入れていたので、早起きして余裕を持って
病院に到着しました。
受付開始時間10分前に着いたのだけど、なんと受付前には
すごい行列が(笑)
皆年配の方々でしたが、立って並んでいるんですよ。
私は長い時間立つと体力が持たないので、椅子に座って待っていましたが
並んでいる人達を見ながら、
「もしかして先着10名は受診料半額キャンペーンとかだったりして」なんて
思いました(^^)

血液検査では看護士が下手糞で、相変わらず痛くて最悪でした。
退院してから定期健診に通いだして、10回以上採血されましたが
1度だけまったく痛くなかった上手い看護士さんが居ました。
でも他の看護士はあまりに下手なので、今後は「痛い」と言った方が
いいのかな~と思っています。
やはり言わないと本人もわからないだろうし、技術が向上しないと思うし。
言われた事をクレームととるか、アドバイスと解釈するかは
当人によると思いますが(^^;)

その後にエコー検査をしましたが、私は胃を全摘してから
10kgも体重が落ちました。元々痩せてたので今は餓鬼みたいな
ガリガリ君状態(笑)
エコー検査では検査具をゴリゴリ当てるのですが、アバラに当たって
痛いの何の。。。

入院中に色々検査をした時も経験したのですが、検査技師って
言葉や検査の仕方が乱暴な人が多いのです(特に私が通う病院は)
患者の気持ちや立場なんて考える必要が無いと思っているようですが
この人達も、自分が大病したら気持ちがわかるでしょう。

最後は問診でしたが、今回主治医に聞きたかった事は飲酒の事でした。
術後は白と赤のワインしか飲んだ事が無く、日本酒や焼酎は試していません。
特に日本酒は原材料がお米で出来ているので、飲むと低血糖になるのではないかと。
お菓子の「せんべい」ですら3枚位食べただけで低血糖になるのです。

主治医によると、やはり胃が無い事で酔いはダイレクトに来るそうで
低血糖よりも急激なアルコール摂取による脳関係の血管が膨張や
破裂の方が怖いとの事。
もし飲むのであれば、何か食べながらや薄めて飲むように言われました。
日本酒は避けたほうがいいかも、との事。
実は健康だった頃は日本酒大好きだったので無念じゃ。。。

逆に赤ワインはお勧めらしいです。
私は白ワインはお腹が痛くなったので止めて、赤のみ飲んでいます。
赤ワインはポリフェノールを含んで体に良いと言うし
実際飲むとお通じも良くなるし体調が良いのです(^^)

そんな感じで今回の検診は終わりました。
半年後の10月にCT検査をして、問題が無ければ術後5年が経過した事になり
医療上、胃癌は完治扱いになります。
絶対再発や転移が無い訳ではないけど、やっとここまで来ました。
長かったし辛い事も多かった。

でもここまで回復するとは当初予想もしていなかったし
主治医もそう思っていたと思います(手遅れだと思われていたので)
何より、きなこが居たお陰で頑張れました。
残りの人生はこの子達の為に頑張ります。


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