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パパログ

日常で感じた事などを綴ります。

アリスクーパー

2006年09月22日 | 本・音楽・映画
私は演歌以外なんでも聴きますが、洋楽ジャンルでアリスクーパーは
結構好きなんです。
とても詳しいわけではないけど聞いていてヘビメタだけど疲れない感じで
いい感じです。映画「13日の金曜日」で「ポイズン」が使われたので
聞いたことがある人も多いかと思います。

洋楽はきなこママがとても詳しくよく知ってるんですが
ちょっと私との時代のズレは感じます(^m^)
最近は邦楽、洋楽でレンタルする時はベスト版を借りて
聞くことが多いです。

好きな俳優

2006年09月18日 | 本・音楽・映画
私は元々テレビドラマは見ないほうなんですが
中学生の時から大好きな番組があります。
NHKで放送してた「シャーロックホームズの冒険」です。
シャーロックホームズ自体は有名ですが、私がゾッコン(死語)になったのは
シャーロックを演じた俳優のジェレミーブレット氏があまりに
はまり役だったのと当時のイギリスの雰囲気がとても好きで
何度も何度も見ました。
最近スカパーのミステリーチャンネルで完全版が放送されているので
録画しています。

ジャレミーブレット氏は1995年に59歳の若さで他界しましたが
今でも私の中ではナンバー1の俳優さんです。
完全版はDVDが発売されていますが、6万円を超えるので今は買えないですね。

美しき人間の日々

2006年04月11日 | 本・音楽・映画
入院中に兄弟夫婦が薦めてくれて聞いたサンボマスターの
「美しき人間の日々」の歌をまた最近何回も聞いています。
サンボマスターの曲の詩はどれも心を打つものです。
特にこの「美しき人間の日々」は術後聞いて涙しながら
聞いた曲です。
経験したから心からわかる歌もあるんだと実感した曲です。

◆美しき人間の日々◆

過去をひもとけばいろんな事柄があなたの前にもあったでしょうよ

だけどもこの先は素晴らしい日々だけ残っているようなそんな気がして

Hey それでも本当の事は
Hey それでもわからないの

Hey それでもあなたの事だけは近くに感じていたいのよ

だから素敵なあなたよ 分かち合ってくれないか
美しき人間の日々
あなたよ素晴らしいあなたよ 他に何を望むの
美しき人間の日々
美しき日々

昔の手紙を思い返してもそこに何もありませんよ
僕らが望むのは後ろ向きなこの日々をかすかに変える そんな力

Hey それでも本当の事は
Hey それでもわからないの

Hey それでもあなたの事だけは近くに感じていたいのよ

だから素敵なあなたよ 分かち合ってくれないか
美しき人間の日々
あなたよ素晴らしいあなたと 他に何を望むの
美しき人間の日々
美しき日々

すべてを忘れて あなたと笑う バカな男

あなたの事を あなたの事を こんなに愛しているの美しき人間の日々

過去は捨てたぜ
今を生きろよ
今を生きるぜ

ラスト・イクジット

2006年03月08日 | 本・音楽・映画
32歳ガン漂流をあっという間に読破して
最後になった33歳ガン漂流をこれまた読破しました。
そして不覚にも最後の日記の最初の文章で泣いてしまいました。
それまでどちらかというと文面では強気で死への事は
特に触れられていなかったけど、最後は本音が出てて泣けました。

こんな風に書くとなんだけど、健康な人が読んだら若いお兄さんが
癌になってツラツラ日記を書いて亡くなる、感じなのではないだろうか?
色々と感じる人も沢山いると思うけど。
もし私が健康な状態で読んでたら「大変だったな~」とか程度しか
感じなかっただろうし泣かなかったと思う。

泣けた理由には
・歳がほぼ一緒だということ。
・重症度が違うけど同じ癌患者だということ。
この2点だったと思う。
奥山氏は昨年4月17日に亡くなっているのだけど、丁度その月はきなこママが
大病して入院・手術した月できなこの世話、家事、病院の往復と忙しくしながらも
体重が一気に10kg減退して異様な疲れと胃の鈍痛を抱え、自分の体に異変を感じた
月だったのです。きなこの日記でこの月を読み返すと特に体の異常を書いている
部分が目立ち始めているのです。(それ以前からも時折書いている)

で奥山氏が亡くなって来月で1周忌だけど、丁度私も来月で奥山氏が亡くなった
年齢と同じで癌患者です。
奥山氏と全てが同じだなんて図々しくも思いませんが、ほぼ同じ年齢で癌になり
病院での出来事や薬の副作用や今後の不安など近いものがあったのではないかと
自分なりに思うのです。幸い現状では私の症状は奥山氏と比べたらまだ全然
楽な方なのですが。
この歳で亡くなるのは無念だったと思います。特にやりたいことがあっただけに。

今回この本と出合えてよかったと思います。今後の自分へのプラスになりました。
ちなみに本を読んで泣いたのはこれが初めて。
現時点では今ひとつ体調が戻らないけど、私も熱く強く生きたいです。

32歳ガン漂流

2006年03月06日 | 本・音楽・映画
31歳に続き32歳版読み始めました。
その前に帯のタイトル見て涙が出そうでしたよ。
「余命10ヶ月?それがどうした?!オレは今、生きてるぜ」
今の私にこの言葉は凄い勇気と励ましになります。
でもこの言葉を感動して感じる人って癌経験者だよね(笑)
何より奥山氏は余命を言い渡されたのに自分らしさを
失わず突き進むその生き方が熱いです。

もし私が同じように宣告されたらこんなに強く生きられるだろうか?と思います。
病気をしてからは自分はどんな最期を迎えるのか
リアルに考えるようになりました。病気で死ぬのも寿命だと
きなこママから教えてもらいましが、
出来ればもがき苦しみながら死ぬのは嫌だな~
(誰でもそうだと思いますが)

ガン漂流

2006年02月27日 | 本・音楽・映画
きなこママに薦められて「ガン漂流 31歳」を読みました。
著者の奥山貴宏さんはすでに亡くなりましたが、昨年NHKで特集が
放送された事もあって知っている方も多いと思います(私はテレビは見てないけど)
内容は自身が肺癌末期と告知された辺りから日記形式で記されている内容で
癌経験者なら頷きながら読む内容ですが、末期患者とは思えない面白い部分も
沢山あって文字の大きさや日記形式なので非常に読みやすいです。
まだ2巻(32歳編)と3巻(33歳編)があるので引き続き読む予定です。
肺がんが判明してから余命2年~3年と言われてるので
予測通り亡くなられたのですが、もし自分がそういった立場だったら
この人のようにいつも通りのこだわりや生き方が出来るだろうかと
思わされました。奥山さんは非常にタフな方かちょっと抜けた(失礼!)方か
どちらかだと思うけど、多分タフなんだと思う。

でも自分も再発の可能性はあるしこの先どれだけ生きれるかは微妙な訳で
ふと家族や両親に一応感謝の気持ちを書いた遺言を書いておこうかと
思いました(財産は無いから感謝の気持ちしかない・汗)
で、私の方ですが今日の朝で7クール目が終わりました。
もう気分ルンルンで早く味覚が戻らないかと楽しみです♪
実は今回の7クール目のほぼ最終辺りで激しい動悸があって心臓が止まるかと
思うような酷さで、どうやら薬の副作用みたいなのです。
精神的にも肉体的にももうピークなので次回の定期健診時、主治医に
8クールはしないつもりの意思を伝えようと思います。

そもそも私の抗がん剤投与は同じ手術をした場合、国立がんセンターでは
患部を完全に除去して転移が無い場合はデーターが無い事と、理論上癌を
取ったので再発はないはずとの理論から、抗がん剤の投与は無いそうです。
今回私が投与されたのは病院側の「念の為」処理なのです。
確かに病院側は抗がん剤をしこたま投与しておけば、再発しても患者から
とやかく責任追及されないから投与を勧めますよね。
しかし私からしたら抗がん剤ってどんな薬かわかるの?と言いたい位
強い副作用で自分らしい生活が送れません。

今回服用して気付いたのが副作用の中に鬱気味になる事がわかりました。
思い込み的な部分もあるのでしょうけど、実際点滴での投与の患者さんでも
点滴鬱みたいな症状はあるようですし、実際私も目の当たりにしました。
8クールを服用したから再発しないとは限らないしその逆も言えるし
ここは自分の判断です。
意外に知られていないのが手術も薬の投与も医者は選択種を示すだけで
決定権は患者側にあります。病気を告知された患者は一般的には動揺してるし
医者は専門分野だからついつい医者の言う事を鵜呑みにしがちですが
違います。

私はその事は後になって気付きましたけど、でも私はほんと
1日1日が勝負でもしグズグズしてたら肝臓やすい臓などに転移して
今よりきつい抗がん剤を点滴したり寿命も短くなったと思うので
仕方なかったと思います。
担当医、主治医共に腕のある先生で術後の縫い後もすっかり落ち着いて
綺麗になりました。

今後は腸の癒着による腸閉塞や悪性貧血の起こる可能性が高いので
気をつけながら暮らさないといけないです。
まだ先生からOK出てないけどとりあえず7クールまで頑張った
自分を褒めてあげたいです。

ラッキーマン

2005年09月20日 | 本・音楽・映画
今回の様な病気にならなければきっと読む事も、
共感する事もなかっただろうと思う本と巡り会いました。
マイケル・J・フォックス著【ラッキーマン】です。

30歳にしてパーキンソン病にかかり、その苦悩と気持ちが書かれていて、
病気は違えど感じた事が非常に近かったので驚きと
親近感を持って読みました。
まあ成功した人と自分を近くに感じるなんておこがましいですが。。。

そして本文中に有名でもある一節には涙が出ました。

《神様、自分では変えられないことを受け入れる平静さと、
自分に変えられることは変える勇気と、
そしてその違いがわかるだけの知恵をお与えください。》

この一節は告知を知った日にきなこママが教えてくれて、
本も勧めてくれました。
病気をしたけど、色々とわかった事や今まで感じなかった事も知れて、
良い経験だったと思います。