こんばんは。
昨夜というのか夜中までかなり風が強く吹いており、その音で幾度か目が覚めるほどでした。
それでも昨日までの鈍色の空は失せて、朝から眩しい太陽が顔を覗かせてくれました。
先だってから依頼されておりました井戸のお祓いに出向かせて頂きました。
外祭(がいさい)、読んで字の如し、外でのお祭となりますので昨日までのような強風だと何かと困るがな;と懸念しておりましたが
朝方にはかなり止んでおりましたので、それに関しては安心しました。
いつものようにバスに乗り車を借り出しに行く訳ですが、今日から休みと思っていた中学生らは今日までが授業だったようで新入生と思しき
幾人かの子らは真新しいカバンを抱えて乗り込んでおりました。
こうしてせっかく通い始めたところでのやむない休校措置となりましたので仕方ないのでしょうけれど、気持ちも何処かそがれるところが
あるのでのではと思いますね。
互いにこれ以上の感染の拡大を防ぐ為と分かっておりますが詮無いことだよねとも感じるところです。
ま、いつものオバサンの戯言でございます;。
今回参らせて頂いたのはし市内でも北部にあたります。
場所はグーグルマップでその道筋、行き方等を頭に入れて行ったのですが、それほど知らぬ場所でもなく、一箇所だけ国道から大きく右折
する場所を気をつけるくらいのことでした。
鋭角に右折をしたすぐのところが踏み切りとなっており、少しだけやっかいではあります。
けれどそこまで車もいないだろうし、と高を括っていたらば大きな間違いでして;。
対向車線からは自分が右折で曲がろうとするその道へ次々と車が左折して行きます。
思う以上にややこしい交差点でもありますので右折信号がついているんだろうなと思っていたのが、そんなものは無いようでして。
何処かで自車をつっこまねばならぬのですが、とにかく対向車線が途切れない;。
その時自分が先頭におり、後ろにはまたズラズラと右折車が増えてきておりました。
ここ、そんなに車多い所だっけ;?と内心冷や汗を掻きながら、えいやっ!と右折をし(ちゃんと対向車には挨拶してますのでご安心を)
ようやっとでそこの交差点を抜けることか出来ました。
しばらくぶりで走行した場所は自分が思う以上に車の往来が激しいところだったようですね。
気をつけねばと思った行きしなでした。
そこで時間を食ったくらいで後は順調に現地へ辿り着けました。
今回は畑になっていた場所を宅地とするようで、その敷地となる隅にある井戸の埋め戻しということでした。
これまでは井戸と言えば大きく丸く掘ってある所が主でしたが、今回はそれとは様相が違いましたが、それでも深さは8メートル程はあるようだ
と此処の工事をされる方から伺いました。
場所を確認し、早速その前に祭壇を設置して行きます。
この時、やはりまだ風が若干強く、神籬(ひもろぎ)という、今回のように外でお祭りを致す際、そこへ神様をお迎え致す依り代とする榊等の
大きな枝の事ですが、それを立てておりますといきなりの突風で倒れてしまいそうになります;。
慌てて神籬を立てている台座を祭壇そのものに紐で括りつたけりと、せめて祭が終わるまではどうかこのまま祭壇ごと倒れるこのないようにと
心の中で祈っておりました。
なんとか準備も整いお祭りを始めさせて頂き、このように立てた神籬に神様をおーーーという警蹕(けいひつ)でお招きしますと殊更のように
してまたしても一陣の風が吹きました。
やはり神様がお越しになる際にはこのようにして風を起こさせるのだなと改めて感じた次第です。
祝詞を奏上し、その後に井戸の埋め戻しのための清祓い(きよはらい)というものを致します。
これまでお世話になったその井戸へ感謝の気持ちを込めて米、酒、塩を撒くのですが、何かが口の細いその井戸の中に入ったのでしょうね。
チャポーンというかなり深さがある音が返ってきました。
その折には何とも感じませんでしたが、今こうして書き起こしておりますと、井戸にいた神様が、ああ、ありがとう確かに受け取ったぞと
そんな思いをその音に託して教えて下さったのだろうかと思えました。
覗き込むことも出来ぬほどの細さの井戸でしたので、せめてもの神様からの、またその場所へ居たであろう龍からの返事だったのかもしれません。
これまではその井戸により畑の作物へ恵みの水を与えていた筈です。
人の暮らしに欠くべからざる役割をしていると祝詞の言葉にも書かれているように、とても重要な役目をするものだというのが分かります。
けれど役目を終えて頂くこととなり、井戸へこれまでの感謝の思いを伝え、そこへいらっしゃいました神様方へお帰り頂いたのでした。
神様に敬意を払いお帰り頂くのはこのような事からとなっております。
(真ん中に丸く見えるのが井戸
その傍へある細い塩ビパイプは気抜き用のもの)
お昼前には自宅へ戻り、車へ積んでいた祭壇等、諸々の物を元の場所へ片付けましたら、午後からは何故かしらかなり疲れてしまいました;。
それほど大変だった筈はないのですが。
しかしそんな自分のことなどより、こんなお天気の日にこうしてお祓いさせて頂けましたことに感謝する思いですね。
どうか皆様方にとりましても、心穏やかに過ごせる日が少しでも早く参りますよう、祈念申し上げるものです。
(車を返してバスを待つ間に立ち寄った
三篠神社さんにて)
本日もこのブログへのお付き合い、真に有難うございました。
感謝申し上げます。
昨夜というのか夜中までかなり風が強く吹いており、その音で幾度か目が覚めるほどでした。
それでも昨日までの鈍色の空は失せて、朝から眩しい太陽が顔を覗かせてくれました。
先だってから依頼されておりました井戸のお祓いに出向かせて頂きました。
外祭(がいさい)、読んで字の如し、外でのお祭となりますので昨日までのような強風だと何かと困るがな;と懸念しておりましたが
朝方にはかなり止んでおりましたので、それに関しては安心しました。
いつものようにバスに乗り車を借り出しに行く訳ですが、今日から休みと思っていた中学生らは今日までが授業だったようで新入生と思しき
幾人かの子らは真新しいカバンを抱えて乗り込んでおりました。
こうしてせっかく通い始めたところでのやむない休校措置となりましたので仕方ないのでしょうけれど、気持ちも何処かそがれるところが
あるのでのではと思いますね。
互いにこれ以上の感染の拡大を防ぐ為と分かっておりますが詮無いことだよねとも感じるところです。
ま、いつものオバサンの戯言でございます;。
今回参らせて頂いたのはし市内でも北部にあたります。
場所はグーグルマップでその道筋、行き方等を頭に入れて行ったのですが、それほど知らぬ場所でもなく、一箇所だけ国道から大きく右折
する場所を気をつけるくらいのことでした。
鋭角に右折をしたすぐのところが踏み切りとなっており、少しだけやっかいではあります。
けれどそこまで車もいないだろうし、と高を括っていたらば大きな間違いでして;。
対向車線からは自分が右折で曲がろうとするその道へ次々と車が左折して行きます。
思う以上にややこしい交差点でもありますので右折信号がついているんだろうなと思っていたのが、そんなものは無いようでして。
何処かで自車をつっこまねばならぬのですが、とにかく対向車線が途切れない;。
その時自分が先頭におり、後ろにはまたズラズラと右折車が増えてきておりました。
ここ、そんなに車多い所だっけ;?と内心冷や汗を掻きながら、えいやっ!と右折をし(ちゃんと対向車には挨拶してますのでご安心を)
ようやっとでそこの交差点を抜けることか出来ました。
しばらくぶりで走行した場所は自分が思う以上に車の往来が激しいところだったようですね。
気をつけねばと思った行きしなでした。
そこで時間を食ったくらいで後は順調に現地へ辿り着けました。
今回は畑になっていた場所を宅地とするようで、その敷地となる隅にある井戸の埋め戻しということでした。
これまでは井戸と言えば大きく丸く掘ってある所が主でしたが、今回はそれとは様相が違いましたが、それでも深さは8メートル程はあるようだ
と此処の工事をされる方から伺いました。
場所を確認し、早速その前に祭壇を設置して行きます。
この時、やはりまだ風が若干強く、神籬(ひもろぎ)という、今回のように外でお祭りを致す際、そこへ神様をお迎え致す依り代とする榊等の
大きな枝の事ですが、それを立てておりますといきなりの突風で倒れてしまいそうになります;。
慌てて神籬を立てている台座を祭壇そのものに紐で括りつたけりと、せめて祭が終わるまではどうかこのまま祭壇ごと倒れるこのないようにと
心の中で祈っておりました。
なんとか準備も整いお祭りを始めさせて頂き、このように立てた神籬に神様をおーーーという警蹕(けいひつ)でお招きしますと殊更のように
してまたしても一陣の風が吹きました。
やはり神様がお越しになる際にはこのようにして風を起こさせるのだなと改めて感じた次第です。
祝詞を奏上し、その後に井戸の埋め戻しのための清祓い(きよはらい)というものを致します。
これまでお世話になったその井戸へ感謝の気持ちを込めて米、酒、塩を撒くのですが、何かが口の細いその井戸の中に入ったのでしょうね。
チャポーンというかなり深さがある音が返ってきました。
その折には何とも感じませんでしたが、今こうして書き起こしておりますと、井戸にいた神様が、ああ、ありがとう確かに受け取ったぞと
そんな思いをその音に託して教えて下さったのだろうかと思えました。
覗き込むことも出来ぬほどの細さの井戸でしたので、せめてもの神様からの、またその場所へ居たであろう龍からの返事だったのかもしれません。
これまではその井戸により畑の作物へ恵みの水を与えていた筈です。
人の暮らしに欠くべからざる役割をしていると祝詞の言葉にも書かれているように、とても重要な役目をするものだというのが分かります。
けれど役目を終えて頂くこととなり、井戸へこれまでの感謝の思いを伝え、そこへいらっしゃいました神様方へお帰り頂いたのでした。
神様に敬意を払いお帰り頂くのはこのような事からとなっております。
(真ん中に丸く見えるのが井戸
その傍へある細い塩ビパイプは気抜き用のもの)
お昼前には自宅へ戻り、車へ積んでいた祭壇等、諸々の物を元の場所へ片付けましたら、午後からは何故かしらかなり疲れてしまいました;。
それほど大変だった筈はないのですが。
しかしそんな自分のことなどより、こんなお天気の日にこうしてお祓いさせて頂けましたことに感謝する思いですね。
どうか皆様方にとりましても、心穏やかに過ごせる日が少しでも早く参りますよう、祈念申し上げるものです。
(車を返してバスを待つ間に立ち寄った
三篠神社さんにて)
本日もこのブログへのお付き合い、真に有難うございました。
感謝申し上げます。