染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

秋に植えたチューリップ200個の現在

2017年04月26日 | 店主の一日
昨年の秋にネットの広告で


「輸入しているチューリップが荷崩れを起こして、品種がごちゃ混ぜになってしまいました。色、品種ごちゃまぜの球根100個を特売」  

「売り切れご免」


みたいな広告を見つけました。

「おおこれはいい」
そう思ってネットのページを見ると100個の他に200個もあります。
一個あたりが更に安い!!

もう頭の中はこんな妄想でいっぱいです。



「ふん、ふん。品種も色もバラバラでたくさん咲いているのもなかなかいいかも」
みたいな感じです。

僕は毎年、チューリップを植えるのですが、どうも掘り起こしてからの乾燥が悪くて随分、腐らせてしまいます。
植えっぱなしならよいのでしょうが、そのまま一年、何も咲かないのが寂しくて、掘り返してそこにグラジオラスを植えたりしています。

100個の広告に釣られて200個を買いました。
昨秋、届いた荷物には大小の球根が入っていてテンションが上がります。

そして現在。


畑に植えたチューリップから芽が出てきて、数日で咲く感じです。

しかし、誤算がありました。

確かに「品種がバラバラ」と書いてはあったのですが、花の丈が違うなんて考えもしませんでした。
色や花びらの形は違えども「同じ長さに咲くもの」だと。。

今まで、丈の低い品種を植えた事がなかったので、背の低いチューリップがあるなんて考えてもみませんでした。
   〜もちろん。他の家で植わっているのを見たことはあるのですが〜
これは意外な落とし穴でした。
妄想はすっかり崩れてしまっています。
あはは。

こちらは市内のホームセンターで買ったもの。
もちろん、品種は同じ。
いい感じに咲いています。


こうして、考えてみると、ネットの方は「ごちゃ混ぜ」商法に引っかかった気がしないでもありません。
もちろん、確かめ様もないのだけど。
それに200個とは言え、植えてみるとそう大したことはありません。
そう思うとチューリップ畑ってすごいですね。

そう言えば、ホームセンターには「同じ時期に同じ高さで咲く」
  と書かれていたものがありました。

売っているのを見た時には「そんなの当たり前だろ」と思っていたのですが、案外と同じ高さで咲かせるのって難しいのかもしれませんが、クローン技術を使って、同じDNAの球根を作ると同じ時期に同じ高さで咲く球根ができるのかもしれません。
クローンの相手が食用動物だったり、人間だったりするとなんだか怖いのですが、チューリップが相手だとなんだか「使い様」で便利な気がしてきました。
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