染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

ちんころと節季市

2007年01月09日 | 店主の一日
明日は市です。
きはだやの向いくらいから諏訪様に向って市が立ちます。
子供のころからそうなのですが、「市」と聞くとわくわくします。
学校の帰りなんかに市の真ん中を通るのですが、りんご飴があったり綿、べっこう飴があったり、おもちゃがあったりで帰るのが楽しみでした。勿論、学校では「市があるけど、よそ見をしないで帰りなさい」なんて釘を刺されるわけです。
最近は、業者の数も随分減った感があります。これだけ方々にスーパがあったりコンビニがあれば当然ですよね。
藁で編んだ民具も最近は人気です。観光の方に特に人気の様です。
そして、人気のまとは「ちんころ」。
これも早くから列ができて昼過ぎには完売してしまいます。ちんころは子供の頃はたいして有り難くもなかった気がしますが、最近では「ちょっと買ってみようか」的なアイテムです。
ちんころは新粉でつくるので、当然してくると乾燥するとひび割れてしまったりカビがはえるのですが、最近求めた時には栞がついて、「たくさんヒビが入ると縁起がいい」と書かれています。
ちんころを買ったお客さんが「ひびがはいってしまった。どうしたらいいのか?」と問い合わせたりするので窮して書いたのではと思っています。
我が家では縁起を担ぐほどには大切にされていた記憶は薄く、茶の間のたんすの上や、玄関の靴箱の上などに所在なげにおいてあって、ひびわれるといつの間にやらなくなっていたような気がします。

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