先日、新聞を読んでいたら建築学者の上田篤氏が書いていました。
氏は生物学者の故今西錦司氏の娘婿で、普段は岳父と「ばか話」ばかりしていて、本当に今西氏は頭がよいのかと疑っていたと言います。
ある日、今西氏と懇意な仏文学者の故桑原武夫氏に聞いたと言う、「今西は本当に頭がいいのか?」と。桑原氏は「今西か。あいつはできがいい」と答えたそうです。
「頭がいいのか?」と問われて「できがいい」と答える、岩波新書がまだ緑色だった頃の知の巨人たちの即妙さは実に心地がいいですね。
そもそも大学者の「ばか話」ってなんだろう?
あはは。
氏は生物学者の故今西錦司氏の娘婿で、普段は岳父と「ばか話」ばかりしていて、本当に今西氏は頭がよいのかと疑っていたと言います。
ある日、今西氏と懇意な仏文学者の故桑原武夫氏に聞いたと言う、「今西は本当に頭がいいのか?」と。桑原氏は「今西か。あいつはできがいい」と答えたそうです。
「頭がいいのか?」と問われて「できがいい」と答える、岩波新書がまだ緑色だった頃の知の巨人たちの即妙さは実に心地がいいですね。
そもそも大学者の「ばか話」ってなんだろう?
あはは。
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