染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
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祝祭的だるま弁当

2007年09月06日 | 店主の一日
今日は帰りの新幹線の中でだるま弁当を買いました。どうもJR子会社が作る弁当は味気無くてあまり好みでありません。やはり地弁当?がいいですね。

知名度では横川駅の「峠の釜飯」に及びませんが、僕はだるま弁当を好んで食べます。僕が初めて食べた駅弁は多分これです。

僕が子供の頃、東京に出張に行った親父が時々、買ってきてくれました。
時には中身入りで、時には食べた後のだるまの器を持ち帰りました。空容器は貯金箱になるのですが、あまりお金が貯まった記憶はありません。
当時はまだ新幹線がなく、特急ときと急行佐渡が新潟と上野を往復していました。東京へ行くのも半日がかりでしたので、弁当を食べる機会も時間もあったのでしょう。
あの頃はまだ、十日町にほか弁なんかない頃ですから、だるま弁当が来る事は祝祭でした。
蓋を開けると甘辛い味の山菜と味付けご飯。鶏にごぼうにこんにゃく。
「ご飯の上に載っているのは群馬県の産物なんだ」なんて解説を聞きながら食べた事を思い出します。

その昔はだるまが陶器だったと聞きます。何年が前に陶器だるまの復刻版を作ったそうですが、残念ながら手に入れる事はできませんでした。今の器は赤いプラスチック。僕が知っているのもこれです。当時は500円だったと思いますが、今日買ったら900円でした。
400円は「だるま弁当思い出劇場」の木戸銭ですね。

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