隈研吾の名前を知ったのはこのビル。
京都の中心部に建つ「COCON KARASUMA」
呉服屋問屋さんが入っていたビルを隈氏がリノベーションした商業ビルですが、京都の定宿から近いこともあってとても好きな建物。
京都の老舗唐紙屋の唐長さんの持つ唐紙の柄をビルのファサードに用いてあります。日本間には欠かせない唐紙ですが、デザインを取り込んだファサードは目新しく感じました。もう20年近く前になるのですね。
ファサードがつい気になりますが、戦後にGHQに接収されていたと言う建物もよい形です。
「COCON」がきもの産業に絡めて「cocoon」:繭であったり、京都らしく「古今」に合わせてあるのも好きです。
京都に住んだ時には高野にある「天天有」によくいしました。なかなか遠くて脚が向きませんが、ビルの開業当初からこちらの地下に支店が入居。
京都に来るとお昼は大抵こちらで。
高野の本店とは少し味が違うように思うのですが、あまり、細かな事はよしとしましょう。
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