染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

ホントカ?

2024年10月10日 | 店主の一日
今日は小千谷の仕入れ先さんに寄りました。
「新しくなった小千谷の図書館行った? 樋口さんが受賞作を展示しているんだよ」と聞きました。
新しくできた図書館の話題は聞いていたのでちょっと見にいきました。
その名も「ホントカ」

先般、日本伝統工芸展を見に行った際にもblogに書いたのですが、新潟県からは小千谷ちぢみの樋口隆司氏が工芸展に毎年出品していたのですが、ここ数年は出品がなく残念でした。
こちらでは今までの工芸展の受賞作三点他が展示されていました。
樋口氏も会場にいらしたのですが、お客さんたちに囲まれていたのでご挨拶をせず展示作だけをみてきました。
氏の制作を見ると夏物としての小千谷ちぢみのイメージをそのままにした涼やかでゆらぎのあるデザインが実にすばらしいものと思います。


最近の傾向なのでしょうが、図書館といっても本を読むだけでなく学習をしたり、子どもたちが本に接する糸口となったりとの複合施設が流行り。
設計は平田晃久設計事務所。

中には子どもたちが軽く遊べるほどの施設もあります。これは滑り台。

屋上も広々としていてイベントスペースとしても使えます。

天井はこんな感じで紙?を畳んだようなものが張ってあります。
多分イメージは小千谷ちぢみのシボなのだろうなと。

小千谷の歴史についても展示もあり、木喰仏の展示もありました。


バリアフリーということもあるのでしょうが、緩やかな傾斜と曲面が多く、眺めているとなんだか平衡感覚がおかしくなる感じ。

何にしても立派な施設です。
現在の人口は35,000人程と決して大きな街ではありませんが、大変に文化度の高い街と思います。
ここがまた新たな許点になるとよいですね。

コメント
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