染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

戦争絵画

2024年08月13日 | 店主の一日
東京国立近代美術館には第二次大戦中に国威発揚のために従軍画家が描いたコレクションがあります。向井潤吉、小磯良平といった一流画家が名を連ねます。


就中、藤田嗣治の絵は圧倒的です。藤田は戦後に軍に加担したことを問われ日本に失望したと言われます。
何年か前に近代美術館がコレクションする藤田の絵の全てを公開したことがあり見にいきました。十枚以上に及ぶ大きな絵画は圧倒的でした。
藤田の絵もそのときに撮ったものがあったと思ったのですが、見当たらないので近代美術館のリンクで。
https://www.momat.go.jp/artists/afu018

戦争画家の手記を見ると軍のプロパガンダに加担したことを恐れて否定した書き方であったり、絵の具やカンバスが手に入らない中で画家として絵を描くために必死であったと論点をずらしてみたり、敗けると思っていたがあの状況ではどうにもならなかったと様々です。プロパガンダなのか反戦であるのか記録なのかあるいは芸術の一つであるのか様々な見方があると思いますが、この部屋の絵を観ると戦争の痛ましさに手を合わせるような気持ちになります。
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お盆の朝は

2024年08月13日 | 店主の一日
お盆の13日の朝はお墓に灯籠を持って行きます。
早起きが苦手なので以前は日がそれなりに上ってからでしたが(それだと両親に叱られる)年齢なりに早起きになりました。
雨が降らないのは幸い。
この灯籠は何に一度しか使わないのですが、実に不安定で保管しにくい形でいけません。
夕方からは家族でお墓参り。
子供の頃はお盆は虫取りをしてはいけないと言われ、なんだかつまらないのでした。
それこそ宿題でもしていたらおまつりの頃にベソをかかなくて済んだかもしれないのですけどね。
そんな事が分かる子供時代のはずはないです。
あはは。







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