染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

今年のフキノトウ事情

2009年03月31日 | 店主の一日

きはだやの欅の木のしたには春になるとフキノトウが出ます。
通りを歩く人も摘んでいくみたいで、放っておくといつの間にか無くなってしまいます。
さて今年なのですが、雪解けが早く場所によっては二月くらいからフキノトウが出ていました。きはだやでも二月末にフキノトウを見つけました。ところが今年は「フキノトウがでたなあ」と思っていると雪が降り、雪が解けるとまた積もるみたいな繰り返しで、いつの間にかすっかり大きくなってしまいました。
今では花の開いたフキノトウがたくさんあります。
春一番の香りを楽しませてくれるフキノトウですが、どうも今年は今ひとつ食べ損なったみたいな感じです。
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コピペに思う、百科事典の編纂

2009年03月31日 | 店主の一日
最近はパソコンやらネットの発達で僕が学生の頃とは様変わりしたようです。論文でも何でもコピペで済むらしくすっかり便利になりました。コピーだってコピー機でなくデータのコピーなので更に便利の様子。
ネット上のページもコピペの文章がたくさん並びます。
以前、きはだやについてある方が記述をくださり、あまりに立派な評価でで面映い気持ちでいたのですが、いつの間にかその文章をコピーされたページやらブログやらがたくさん出てきて驚いた事があります。
一方で私の知るある方について記述があり、「どうも実際と違うんじゃないかな?」と思っていたのですが、その文章が方々にコピーされ、伝聞がいつの間にか真実みたいになってしまった物もあります。
ネットは広告のようなもので発言者の目線でしかないはずなのですが、パソコンの画面を通して見ると、それが真実の様に見え、コピーが増え、流布する事によって真実になってしまうのは怖い事です。

私がお世話になっている先生が百科事典の編纂に携わった時におっしゃっていました。「百科事典って大変なのです。たくさんの資料を調べて一つの正確な解を捜さなくてはならないのです。次の辞典が出来るまでたくさんの人が私の辞典を頼るのですから辞典の編纂と云うのは重い仕事なのです。」
確実に便利な世の中であるのですが、何か大きな脆弱さを抱えているような気がしてなりません。

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