育児サークル 『ふれあい広場』 名古屋

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読み聞かせで強豪に ~常葉橘高野球部~

2012-10-06 | Room.K

昨日の中日新聞でおもしろい記事をみつけました。

今夏、2年ぶり3度目の甲子園出場を果たした常葉学園橘高校(静岡市)野球部は
14年間、朝読書を続けているそうです。

週に一度は読み聞かせの時間を設けています。

同校は有力選手を集めてはいませんが
朝読書を続けるうちに100校以上が競う静岡県内で
屈指の強豪チームに成長してきました。

監督の黒沢学さん曰く、

『本を読むことは人間教育として大事なこと。
野球部としては、指示を聞いて頭でイメージできるようにと始めたが、
今はその目標を達成しつつある』



読み聞かせを担当しているのは
『本を読んで甲子園にいこう!』の著者である村上淳子さん。

本を読んで甲子園へいこう!
村上 淳子
ポプラ社




38年間、静岡県の小中学校で教師を務め、
国語の授業中に退屈そうな生徒を前に
教科書に出てくる作家の短編を読み聞かせたそうです。

すると、生徒が目を輝かせて聞き入るようになり病みつきになりました。


村上さん曰く、

『読み聞かせは幼い子供にも続けたい。
お話しを読むと言うより、心を伝える行為と考えて』


『親の肉声で聞くのが一番よく、
愛されているという満足感につながる』



成長とともに聞く力がつけば絵本だけでなく
短編の文学作品や創作童話などジャンルを広げるとよい。

読み聞かせは年齢に関係なく楽しめる。
大人になってからは時には読み手になり、
いとしい大切な人に心を込めて本を読む時間を大切に。

中日新聞 2012年10月5日 はぐくむ より



親が子供を傷つける事件が絶えない世の中です。

どうやって子供と共有できる時間を持てばいいのか、
その方法が分らないと話す親がいます。

気軽に絵本を選んで
一緒に読む時間が親子のささやかな時間にならないかな。

子供にばかりあれこれ求めず、親も共に

努力して、

勉強して、

遊んで、

家族になろうよ