昨日徹夜で好きな人にあげるチョコレートを一生懸命手作りで作った。私のオリジナルチョコレートだ。
体中チョコレートだらけになった
体も甘くなったので、私の事もトオルが食べてくれたりなんかしちゃってとか考えていたら顔がにやけてきた。
トオルは、私のチョコもらってくれるだろうか。
トオルとは幼なじみで、サッカー部のキャプテンだ。
頭もよく、足も速く、顔も超かっこいい。女の子にもモテモテだ。私なんかトオルの足元にもおよばない。
今日も昼休みサッカーをしていた。男友達と集まって対決しているみたいだった。
近くの鉄棒の所で「トオルくーん。」と甘い応援をしている女達がいた。
手にはやはりチョコレートを持っていた。見た感じざっと10人くらいはいるだろう。
私はその光景を二階の教室の窓からそっと見ていた。
昨日作った私のチョコレートとあそこにいる女達のチョコレートを見比べてみたら、私の方が小さかった。
こういう物は、気持ちの問題だからと思っていた。
私の気持ち分かってくれるだろうか。一生懸命作ったから、トオルだったら分かってくれる。
放課後になって、掃除の時間。
トオルが友達とホウキを持って、野球の真似事をしていた。
その合間にも、女の子からチョコレートをもらっていた。
友達から「ヒューヒュー」と言われているみたいだったが気にしてない様子だった。
下級生からも人気があった。さっきチョコをあげていたのは、下級生の子だった。トオルは、数え切れないくらいチョコをもらっていた。
私は、その光景をただ見ているだけで、後ろでチョコを握りしめたままだった。
あんな風に何も考えずにあげれたらいいのにと心の中で呟いていると、トオルが私に気づいて、私の手から素早くチョコを取り上げた。
「もーらい。」トオルは、チョコの包みを開けると口の中に入れた。
「あっ」私が止めようとしたが、トオルはチョコを一つ食べた。
「やっぱりカズミのチョコが一番うまいな。」食べ終えると、トオルが笑顔で言った。
トオルの笑顔が素敵すぎて、私は何も言えなかった。
「また、来年もくれよな。」照れながらトオルが言った。
「うん。」私の心の中に押し込んでいた気持ちが表に出ると、知らず知らずのうちに涙が溢れていた。
私がメソメソと泣いていると、トオルがそっと頭を撫でてくれた。私の気持ちが伝わったのだ。
帰り道、トオルと一緒に肩を並べて帰っていた。
トオルの側にいるだけで、チョコレートのように甘くて溶けそうだった。
体中チョコレートだらけになった
体も甘くなったので、私の事もトオルが食べてくれたりなんかしちゃってとか考えていたら顔がにやけてきた。
トオルは、私のチョコもらってくれるだろうか。
トオルとは幼なじみで、サッカー部のキャプテンだ。
頭もよく、足も速く、顔も超かっこいい。女の子にもモテモテだ。私なんかトオルの足元にもおよばない。
今日も昼休みサッカーをしていた。男友達と集まって対決しているみたいだった。
近くの鉄棒の所で「トオルくーん。」と甘い応援をしている女達がいた。
手にはやはりチョコレートを持っていた。見た感じざっと10人くらいはいるだろう。
私はその光景を二階の教室の窓からそっと見ていた。
昨日作った私のチョコレートとあそこにいる女達のチョコレートを見比べてみたら、私の方が小さかった。
こういう物は、気持ちの問題だからと思っていた。
私の気持ち分かってくれるだろうか。一生懸命作ったから、トオルだったら分かってくれる。
放課後になって、掃除の時間。
トオルが友達とホウキを持って、野球の真似事をしていた。
その合間にも、女の子からチョコレートをもらっていた。
友達から「ヒューヒュー」と言われているみたいだったが気にしてない様子だった。
下級生からも人気があった。さっきチョコをあげていたのは、下級生の子だった。トオルは、数え切れないくらいチョコをもらっていた。
私は、その光景をただ見ているだけで、後ろでチョコを握りしめたままだった。
あんな風に何も考えずにあげれたらいいのにと心の中で呟いていると、トオルが私に気づいて、私の手から素早くチョコを取り上げた。
「もーらい。」トオルは、チョコの包みを開けると口の中に入れた。
「あっ」私が止めようとしたが、トオルはチョコを一つ食べた。
「やっぱりカズミのチョコが一番うまいな。」食べ終えると、トオルが笑顔で言った。
トオルの笑顔が素敵すぎて、私は何も言えなかった。
「また、来年もくれよな。」照れながらトオルが言った。
「うん。」私の心の中に押し込んでいた気持ちが表に出ると、知らず知らずのうちに涙が溢れていた。
私がメソメソと泣いていると、トオルがそっと頭を撫でてくれた。私の気持ちが伝わったのだ。
帰り道、トオルと一緒に肩を並べて帰っていた。
トオルの側にいるだけで、チョコレートのように甘くて溶けそうだった。
なんか青春という感じですね~♪私はこんな思い出がありません。だからうらやましい気がします。学生時代、そんな甘い?経験しておけばよかったなぁ~
甘くてせつなくて、
それが実ればとろけそうになるけど、
いい感じにならないと、「ビター」で、顔付きまで険しくなっちゃう・・・
「生きる」ことと同じくらい、
考えたら、難しいものなのかもしれないな・・・
そんなふうに考えさせられる、
きーぼーさんの、いつもどおりの
すてきな恋のお話・・・
ヴァレンタイン・デーにぴったりの、
わたしへの、キーボーさんからのプレゼント、って勝手に思って喜んでます。
(きっと、読んだ人、全員思ってるはず!!)
これからも、素敵な作品を、いっぱい書いてくださいね、期待してますよ!
私もこんな学生時代をおくりたかったというのが夢でした。
こうやって物語を書いているといつでもその場所に行けたりするからいいかな。
素晴らしい人生という物語を書き終えたいですね。(キーボーかっこいい)なんちゃって。
バレンタインデーという事で、ギリチョコをギリギリで少しもらいましたが、本命をもらいたいですよね(泣)
また素敵な作品を書いていきたいと思ってます。応援ヨロピクね。