恋愛ブログ

世にも不思議な物語。
出会いの数だけドラマがある。
一日一話愛の短編物語。
〜ショートストーリー〜

12.新聞配達

2016年12月03日 | 冬の物語
 深夜3時、目覚まし時計が鳴り響いて止めた。寒くなってきて、起きるのが辛い。  一時、ボケっとして、ダウンジャケットを着る。  自分の原付に前と後ろに朝刊を載せて、家を回って、配る。  凍てつく寒さに体が震える。軍手をはめていても、手がジンジンと響く。  こんな寒いのに、新聞を待っている人もいる。  新聞をポストに入れたと同時に向こう側で、引っ張る人がいてビクッとする。  一時間くらい配ったところ . . . 本文を読む