カーマの 日々☆コレどっこいしょっと

おばちゃまカーマは何をするにも時間がかかります。
気が付けばアっ!という間に夜なんですよ?もぉーどうしましょ☆

感動のおもてなし

2011年11月24日 | 一人旅

以前レッスンを受けていたジャズダンスのお仲間で、今も時々メールをしたりランチを一緒にしているSさんから思いがけないお誘いがあったのが半年ぐらい前の事だったでしょうか。

その時のお誘いが具体的な話となり、一泊の旅をしてきたのが10月下旬のことでした。
もうだいぶ経ってしまいましたが、心に残る温かい御もてなしを受けたのでその時のことをアップしておこうかと思います。
毎度のことで、直ぐに記事にはするのですが文章のところどころを削らないとアップできないぐらい長文なもんで、いつもアップする時期を逃してしまいます。
私のはそんなボツ日記でイッパ~イ。。。ヽ(´ー`)ノ


このお誘いの最初は「良かったら今度一緒に姉のところに薔薇を見に行かない?」でした。
本当は6月ごろが見ごろなのだけれど、来年の事はどうなるか分からないし、姉が是非どうぞと言っているから行かない?」と再び誘って下さったのです。(震災を経験した事と健康面の両方から)

当日の朝、Sさんと東京駅で待ち合わせてから駅前から高速バスに乗って鹿島方面へ。
水郷潮来で下車すると、既にSさんの姉上ご夫妻のにこやかな笑顔に出迎えられご夫妻の車に乗り換えると、その足で近くのレストランへと案内されました。
長いアプローチがあってその角を曲がると奥に見えるお洒落な一軒屋レストランです。

  

姉夫婦は人寄せが好きだから遠慮なくね、殆ど揃っているから手荷物も最小限にして身軽で来てね」と行く前に言われたのですが、いやはやお財布もですか?着いて早々、ご馳走になってしまいました

先ずはワインで乾杯♪ 初対面の緊張感は直ぐにほぐれました。
人懐っこい笑顔の旦那様と気配りの行き届いた奥様のコンビネーションがとても心地よくてお食事もおしゃべりも弾みます。
東京から引越した経緯や、そこでの暮らしぶりもですが、ご夫婦の現役当時の仕事のお話(特にご主人の)が興味深くてじっくりと伺ってしまいました。

大病を患われた後だとは思えないぐらい健啖家のご主人はパンを7つも平らげて私達女性陣を驚かせました。^^;マヂでびっくりしました。

レストランを後にした私たちは鹿島スタジアムを通ってご自宅へ。
Sご夫妻は、実はその暮らしぶりなどがTVでも何度か紹介されていて(私もその番組を見てました)あの時TVで見た立派なログハウスと見事なお庭がぐるりと囲み、裏手には
野球が出来るまるで貸切のようなスペースがあって、更に少し離れた向こうには海が・・・
玄関正面の手作りドールハウス、ガラスのコレクション、ご主人のモーターボートのエンジン、優勝カップなどがオブジェとなって素敵です。
個人のお宅というよりもペンションのような充実したスペースなんです。

老後は都会の生活から離れて自然と親しみエコな暮らしをとそこにログハウスを建て、移り住んでから、今ではすっかり地元に馴染んでいらっしゃる60代と70代のご夫妻です。
現在は地元のボランティアや環境サポーターの評議委員長をされたりして今も活発に活動中されてます。

お宅に着くや、私の口をついて出るのは「ホオ~・・」だったり「ヘエ~」ばかり。

この程度ならアップしていいかな(汗)

   

(S姉さん、私、Sさん)

趣味で手作りのドールハウスや器などが飾られて私の好きなガラス小物などもいっぱい。

2階の4台のベッドが置かれている広い方のゲストルームを私一人で使わせていただいたのですが、数年前のドイツのホテルを思い出してました。木のぬくもりってイイものですね。


   

お米、塩、それに乾杯のビールや、ワイン他数々のお酒も全て手作りのオンパレードには心底びっくりでした。

昼間ランチをしっかり戴いたのでお腹は殆ど空いていなかったのですが、お料理好きなお姉様は美味しそうなオードブルを始め次々と手料理をテーブルに並べて下さって、
先にお風呂をいただいた私はちょこんと座って、並べるのだけお手伝いして(汗)

後は、ニコニコ笑顔のご主人から説明を聴きながらコレクションのぐい吞みに次から次へ注がれるお酒をSさんと一緒にテイスティングを。栗のお酒なんかもあるのですよ♪

まだ会って数時間だというのにこんなにリラックスして良いのでしょうか? というぐらい親しさでお開きの12時まで、静けさの中おしゃべりは弾みました。

愛犬のワンちゃんが私にもペロペロペロ・・・可愛い♪

 

 

お邪魔した翌日の早朝から(私はグウスカ寝ている最中に)既に地元ボランティア会議などで一働きされていらしたご主人です。(汗)

女性三人で朝食をしていたところにご主人が戻って見えました。
折角きていただいたのに庭の花が寂しかったからと、近くの広大な『ひたち海浜公園』に連れて行って下さったのですが、ここは季節ごとに四季を通して花が楽しめる公園で、とにかく広大な公園でした。

こすもすが見ごろの時期でした↓

 

 みはらしの丘のコキア(箒草)↓です。 見頃の時期は少し過ぎていて外側は名前の通り箒を想わせます。

 

手前はコキア、奥はコスモスがこんな具合に向こうまで続いててそれは見事でした。

  

リビングで見せて頂いた分厚いアルバム数冊には御夫妻の御持て成しの歴史が詰っていて、訪れた人たちの写真とともに後に届いた感謝のお手紙もちゃんとファイルされてました。
独立して所帯を持ったそれぞれのお子さんたち家族や、お友達のお友達のそのまたお友達などで年間130人も訪れるというS邸です。その殆どが泊まっていかれるのだそうです。^^

喜んで頂くことが大好きというS夫婦に共通するぬくもりの御持て成し。
夫婦が同じ方向に向かって歩める夫婦は幸せだ改めて思いました。
S夫妻の老後の生き方はおいそれとは真似のできないレベルですが、夫婦のありかたなどヒントを戴いたような気持ちです。

6月ごろがお庭の薔薇などが見ごろになるようで、来年は是非薔薇の時期にいらして下さいねとの御夫妻の言葉は心からの言葉でした。
でも、Sさんのお姉さまはあまり無理の出来ない身体と聞き及んでいるので、お気持ちだけ戴こうと思います。

最近はメモ書きか宅急便の宛名程度しか文字を書かなくなった私ですが、後日お礼状は心を籠めて書いて出しました。
至れり尽くせりの御持て成しの中にご夫婦の絆を強く感じ、じわ~~っと感動した一泊の旅に心から感謝♪ 


    

上とはまったく関係ないんですが、今もまた収穫が続いている我が家のベランダのピーマンです。

鮮やかな赤色ですが、名前は

( ´、ゝ`)フ