虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

我がサーキットの実力

2011-02-21 13:04:21 | 南ア-その他-
今日は、
私の所属するMalelaneCircuitの実力について。

私の配属先である、
マレラネ地域事務所は、日本で言うところの市町村の教育委員会。

州は同じであっても
事務所が違えば、当然方針も違う。

当然、事務所同士は、ライバル関係と言っても過言ではありません。

実際、サーキットマネージャー(教育長)からは、
私がマレラネ以外の事務所管轄の学校に行かないように、圧力がかけられています。

私としては、
いろんな学校が見られたら参考になると思っているので少し残念なところですが、
仕方ないことです。

さて、そういったライバル関係にある事務所を
格付けする(?)一つの基準として、Matricの結果があります。

マトリック(Matric)とは、
Grade12(高校3年生)の卒業試験のこと。

この試験に通ることで、大学入試が受けられるそうです。
(私は小学校配属なので、詳しくは分かりませんが。)

その卒業試験の通過率(パスレート)がこのたび出ました。

ここで、突然ですが、問題。

【問題】
ムプマランガ州内に全部で67のサーキット事務所があるのですが、
我がマレラネ事務所のMatricの通過率は、何位でしょうか?

①上位(トップ10以内)

②まんなかくらい(30位前後)

③下位(ワースト10以内)



この問題は、ノーヒントです。






正解は、

①上位トップ10です。

しかも正確には、第2位です。

第1位は、州都のあるネルスプリット事務所。
第3位は、ライデンバーグ。

いずれも州内でも有数の白人率の高い地域です。

その中で、我がマレラネ事務所は、大健闘と言えるでしょう。
(昨年は、3位でした。)

ちなみに州内の下位は、
Bushbuckridge(ブッシュバックリッジ)地域内の事務所が独占しています。

この地域は、識字率が特に低いとされ、
平均通過率が約40%ほどしかありません。
(ネルスプリットは89%、マレラネで83%あります。)

現在、義務教育段階で、派遣されている協力隊員は、私一人。

私が本当に行くべきは、
この事務所ではなく、もっと下位の事務所なのかもしれません。

いずれにせよ、州内で第2位は誇れること。

サーキットマネージャーは、
この結果に、とても喜んでいました。

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