虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

秋休みの子どもたち

2010-04-11 22:33:03 | 南ア-情報-
今日のテーマは、ターム休みの子どもたち。

ここ数日の私の日課は、
私の住む、Kamhlushwa地区をぶらぶらと散歩すること。

ここ南アは、犯罪率の高いのが有名なので、
ぶらぶら歩くなんて表現を使うこと自体
不思議に思う方もおられると思いますが、
散歩は体力維持、南アでの見聞を広げるためにも
とても有意義だと思い、ここ数日行っています。

実際、ここKamhlushwaでは、
私は子どもたちを中心に結構有名人。
そりゃ地元のほとんどの小学校に学校訪問していますからね。

教師からも生徒からもたくさん声をかけられます。
たまに怪しい方もいますが、これもまた南アなのかと
いろいろな方と話しています。

さて、いまは秋休み。
南アの子どもたちは、どう過ごしているのかというと、
自由気ままに過ごしています。

まず朝は、食事のあと掃除。
家の中から外までくまなく掃除。
それが終わるころにお昼近くになってきていて、
軽く食事を食べる。
そして昼からは家で思い思いに過ごすという感じ。

どうやって過ごすかというと、
①外で遊ぶ。
サッカーをしたり、凧をあげたり、おにごっこをしたり、
日本の30年前の子どもたちと同じ風景がそこに広がっています。
テレビゲームがなかった時代のころですよ。

②身体を洗う(一部の家庭のみですが)
この地域の家庭でも他のアフリカと同様、
お金に困っていたり、水が出ない家庭があるので、
その家の子どもたちは、
近くの貯水タンクから桶で水をもらってきて、
その水を使って身体を洗っています。
というわけで、日中の暖かい時間に洗わないといけないようです。

③宿題がない。
この地域で、宿題が出る小学校は確認できませんでした。
ということで、秋休みの宿題はなし。
2週間丸々宿題がないなんて、日本の小学生は、
羨ましすぎますね。

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