春日部不動産日記

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ロンドン・パリひとり旅(バッキンガム宮殿編)

2014-06-22 09:36:12 | 
旅のもようをお送りしているこのシリーズ。
間が空いてしまいましたが、まだまだ続きます。

ロンドンの博物館めぐりを楽しんだ翌日は、名所めぐりをすることに。
この日の予定は、

1.バッキンガム宮殿
2.ロンドン塔
3.タワーブリッジ
4.テムズ川沿いの散策
5.国会議事堂・ビッグベン

まさに、ロンドン観光の王道中の王道でございます。

まずは、地下鉄でバッキンガム宮殿へ。
グリーンパークという駅で下車します。
改札口を出たらいきなり、緑の公園がありました。

駅名、そのままです。

この公園を横切ると…

バッキンガム宮殿!

あ、これこれ!!


見覚えが!!!

ここは、ロンドン五輪の競歩コースだったところです。
競技もさることながら、このステキな背景を食い入るように見つめた私。
「ロンドンに、来たのだなぁ」
と、感慨に浸ったのでした。(いまさらですが…)

衛兵さん。

ずっと動かないのかと思いきや、時々それぞれが左右へ行進し、くるっと回って戻ってきます。
申し合わせたように、二人とも息がぴったりでした。
さすが!

道路の方から、ポクポクという何やら規則正しい音が聞こえてきました。

ふと見ると、騎馬隊のみなさまが!!

「颯爽」というコトバは、彼らのためにあるのかもしれません。

かっこいい…

馬車を発見!

車の多い通りでしたが、違和感なく風景に溶け込んでいました。

宮殿内にある厩舎、ロイヤル・ミューズを見学しました。
こちらには、王室が使用する公用車も保管されています。

自動車だけでなく、馬車も公用車扱いなのだそうです。

美しい厩舎。

まるで、劇場のセットのよう。
馬一頭一頭の名前は、女王陛下がお決めになるそうです。

最も豪華な、「ゴールド・ステート・コーチ」。

前回これが使われたのは、2002年のエリザベス女王即位50周年記念の時だそうです。
エリザベス女王の戴冠式にも使用されたのだとか。
重要な式典に、壮麗な馬車は欠かせないごようす。
とても重いので、速度は時速4kmほどしか出ない、とのことです。

この馬車の御者は、馬の上に乗ります。


美しい飾りを装着するお馬さん。

「重いだろうな、健気だな」と感じずにはおられませんでした。

馬場での訓練も見学できます。


ちょうど一組が出てきました。

よくお手入れされた、美しいお馬さん。
お尻までつやつやです。

クイーンズ・ギャラリーという、
王室コレクションの展示も見学しました。

宮殿の周囲には建物がひしめいていて、カフェやレストラン、おみやげ店もありました。
日本の皇居周辺とは、まったく雰囲気が異なります。

王室があって首相がいるイギリスは、日本と似ているな、と漠然と思っていたのですが、
英国王室は、日本における皇室とはずいぶん違うのだな、ということを肌で感じました。
国民の王室のとらえ方や距離感も、日本人の皇室に対するものとは、まったく異なるようです。

どちらがどう、ということではなく、
比較してみると、とてもおもしろく興味深いと感じました。

普段は考えたこともないようなことに思いを巡らせるのも、
旅の醍醐味と言えましょう。


ホリエ