春日部不動産日記

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ロンドン・パリひとり旅(事件編)

2014-06-05 13:11:29 | 
ホテルから大英博物館までは、徒歩圏内です。
身支度を終えたら、いざ出発!

部屋を出て、階段のところまで来て、ふと何かに気付いた私。
「!?」
なんと、バッグから水が垂れてきているではありませんか!!

恐る恐るバッグを開けてみると…
「水汲み直後のバケツですか?」というほどの大洪水!!!(涙)
前日に購入したペットボトル入りの水の、
パチッと開閉する形状のふたが、全開になっていたもよう。

ダッシュで部屋へ戻り、バッグの中の水を捨て、
中に入っていたものたちの救出作業に取りかかりました。
最優先は、命の次に大事なパスポートです。

水に濡れてフニャフニャになったパスポートを、
とりあえずタオルの上に広げます。

次にびしょびしょのお財布から、お金とカード類を取り出して、
これまたタオルの上へ。


あとはハンカチなどの小物類。
しぼったり、干したりしているうちに、ハッと気がつきました。
「カメラと携帯電話!!!!」
携帯電話は、バッグ内上部の専用ポケットに入っていたので、
なんとか無事でした。

そして、問題のカメラ。

すでにケースがびっしょりです。
恐る恐る中身を取り出すと、レンズ部分が半目開き状態に…

「しっかりして!!」
声をかけて励ましつつ、電源ボタンを押しまくります。
まさに、心臓マッサージです。

電源を入れてもレンズは半目のままで、
裏側のモニター部分は市松模様になってしまうだけ。
電源を切ることはできず、これまで聞いたことのない
「キーン」
というような高い音がします。
どうにもしようがないため、
表面の水滴をふき取り、バッテリーを取り出しました。

レザーのバッグは水分で色が変わっていました。
タオルで拭き、ドライヤーをあて、吊るします。

それから、パスポートです。
タオルドライには限界があるため、こちらもドライヤーで乾かす、という強硬手段を選択し、
なんとか完全に乾きました。

人心地ついて、はたと気がつきました。

パスポートにはICチップが入っているのですが、
ICチップ=水・高温厳禁
なのでは!?ということに。

かわいそうな、波状になってしまった私のパスポート。
果たして私は帰国できるのでしょうか?
その前に、パリへ行くことはできるのでしょうか?

そして、カメラの運命や、いかに!!


ホリエ