栃木県は大田原市にございます、なかがわ水遊園へ行ってまいりました。
栃木県から茨城県を経由して太平洋にそそぐ、那珂川のほとりにある淡水魚の水族館です。
モダンでおしゃれな雰囲気の、池に囲まれた立派な建物。
周囲には公園と整備された川沿いの遊歩道があり、とても気持ちのよいところでした。
はりきって見学開始です。
イワナ、
ヤマメなど、
THE川魚たちから始まり…
幼少のころに飼育していた懐かしのサワガニ、
岩に擬態するカジカ、
こちらに向かってぼやき続けているかのような、ウツセミカジカ、
黄金色に輝く奇跡のナマズ、
ウナギなど、
那珂川在住のみなさまが歓迎してくださいました。
水族館には欠かせない、ふれあいコーナーもありました。
ビビリ気味のちびっ子たちを尻目に、
ヒトデ、小さなサメ、カメと、楽しくふれあいました。
興味深かったのが、水草です。
こちらは、キクモ。
ぽっくりまるい、菊の花のような形をしています。
ミズニラに、
ミズヒマワリ。
どれも、見た目通りのネーミング。
とてもきれいで、栽培してみたくなりました。
さらに進むと、チューブ型のトンネル水槽にたどり着きました。
その名も、「アマゾン大水槽」！
見上げてみると…
おぉっ！！これは一体…！？
ワニ！？
でも、手足がありません。
正解は、「ピラルクー」というれっきとしたお魚。
世界最大の淡水魚で、大きなものでは、体長4mほどにもなるそうです。
長い！！！
うろこ大きすぎ！！！！
後ろ姿にも、貫録が漂います。
「ピラ」は「魚」、「ルクー」は「赤い」という意味だそうです。
確かに赤いお腹です。
あまりの迫力に圧倒され、しばし観賞。
さらにおもしろいいきものを発見！
壁にへばりつくこのお方。
名前はなんと、「ピパピパ」！！
しばらく観察してみましたが、微動だにせず。
こちらのカエルさんは、「キオビヤドクガエル」。
いかにも、「猛毒でっせ～」という雰囲気です。
それにしてもこの派手な柄は、誰かのいたずら？
まるで現代アートのよう。
アマゾンコーナーは温室になっており、
ジャングルの植物たちも生息しておりました。
鮮やかな、赤いお花たち。
今にも水面にこぼれ落ちそてしまいそうなお花。
美しい眺めでした。
コーヒーの実。
たわわに実ったバナナもありました。
下の部分に、咲き終わったと思しき巨大なお花が。
どれほど大きく咲いていたのでしょう。
見てみたい…
なぜか、カピバラさんも。
下に魚たちが泳ぐ水槽の水を、一心に飲んでおられました。
なんとも不思議な光景。
想像以上に充実した展示内容で、大いに楽しむことができました。
私の中では、しばらくピラルクーブームが続きそうです。
ホリエ
