私とピアノと、日常と…

30年ぶりに再会したピアノや、日々を見つめるための日記みたいなものです。

リクエストの悲劇

2014-06-30 13:48:00 | ピアノ

昨日のイベントは、真夏並みの炎天下~青空の下でピアノを弾いてきました。

何とも悲惨な結果に…。

問題点はいくつもありました。
まず、電子ピアノの音色が思っていた以上に電子的でした。(メーカーはコルグ)
プログラム上、他のバンド演奏やBGMで音を出していたので、事前に試し弾きや音調整をしていなかったんです。
本番直前で初めて音調整をしたら、思っていた以上に音量が小さいためマイクをかなり近づけてMAXで使用。
ですが、マイクの位置が低音部に置かれていたので、左手のみ大音量!!
時間が無かったのでそのまま演奏続行。
「うあぁぁぁ~」と椅子から崩れ落ちそうになりながらも、左手軽く、右手を思いっきり強く弾いて音のバランスを取るのに必死でした!
それでも、一曲目の「JOY」は途中まで何とか楽しげに弾けていたと思います。

しかし、ここで最大の失敗!!!
譜めくりのため最後のページをコピーしてクリップで留めていたのですが、間違って2枚一緒に留めてしまい…。
ようするに、すばやく譜めくりをするべき紙まで留めてしまっていたので、めくれない!!
「あー!間違えた!」と発言する余裕で、クリップを付け直し、しっかり曲を止めて再び弾き続けたのでした~(^_^;)
かっこよく譜めくりするはずだったのに…!ぐやじい~(T_T)

風が強く、次の曲は楽譜のコピーの端を誰かに持ってもらわなければなりませんでした。
左の音量が相当でかいので、もう半ば演奏のクオリティーは諦めていましたが、弾きづらいの何のって!
風が吹くと楽譜が向こう側に倒れて見えなくなるので、「見えない、見えない~!!」と叫びながらの演奏…。
補助してくれた人がびっくりしながら直してくれても、再び風が…。

大混乱のうちに終了した時は、自らの大拍手でごまかした次第です。

屋外で弾くのは気持ち良いな~!(^^)!と去年感じたんです。
でも、4月下旬の北海道は寒すぎて手が凍りそうで散々でした。
そのため、今年は時期をずらして私にとってはリベンジだったんです。

事前の音の調整はしっかりやるべきだった…と反省と後悔。
去年はもっと良い音の電子ピアノだったんだけどな~。
それ以前に、もう屋外でピアノを弾くのはやめようと誓った一日でありました。

 1~2名ほど感想を言ってくれる人がいましたが、時間も押していたし、ほとんどが何事もなかったように次のプログラム準備に…。リクエストしてくれた若者の僕のコメントも聞けず…。ふん、そんなもんさ~(;一_一)

かなりの日差しで、両腕が真っ赤!ひりひりですごい日焼け(>_<)
(顔面はファンデーションを塗っていたので大丈夫でした。)
そのうち、痒くなって汚く皮が剥けてくるんだろうな~。

明日は3週間ぶりのレッスンです。
先生、悲惨な腕にびっくりするかも…。





リクエストの行方

2014-06-27 12:03:14 | 日記
週末にイベントがあり、電子ピアノですが演奏できることになりました!(^^)!
知り合いの若者(僕を含む)からの、バッハ「カノン」と「主よ、人の望みの喜びを」のリクエストに奮起していた私ですが…。

過去記事「リクエスト」
http://blog.goo.ne.jp/keropiano/e/b3c3e1dc978f2910d6a15938be08f2a6

どうにも「バッヘルベルのカノン」が間に合わない…。
裏拍の軽快なリズムを刻むことができず、なんとなく平坦…。
例えれば、ジャズなのに演歌の手拍子みたいなものでしょうか?恥ずかしいよ~(+o+)
おばちゃんには、まだ今風のリズムは困難だということが分かりました。
いえね、もう少し時間があれば、なんとかなったかもしれないんですがね~何せ、練習サボってたから~(^.^)
…ということで、挫折することにしました。(簡単に諦めます。)

1曲目「JOY・主よ、人の望みの喜びを」(G・ウィンストン)
2曲目「ホルベアの時代から~プレリュード」(グリーグ)
に変更~内緒です。

グリーグのプレリュードは、「やる気の出るCD」(だったかな?)の中に入っているくらい勢いのある曲なので、現代の若者にエールを送るつもりで弾いてきます。今回は途中で止まらないことを祈って…(・.・;)

食べ物ブースを担当するので、これから若者たちや来場者さんのためにケーキ作りです。
明日は一日、サンドイッチ作り~。

ピアノを練習する余裕があるかしら?
アンコールあったら、どうしよう~(#^.^#)
…て、ある訳ないだろが~!!

ピアノの基礎力…?

2014-06-25 18:46:30 | ピアノ

愚痴になりますが…すみません(~_~;)

今、音楽教室などでリトミックを取り入れているところが多いですが、その流れや考え方がピアノ教育にも影響していないでしょうか?ピアノを習いに行っていたのに、ピアノを弾くのに必要な基礎力があまりつかなかったなんて事はありませんか…?

私は、娘にピアノが弾けるようになってほしいと思って、4~5歳ころから習わせました。
その時の先生は若い方でしたが、演奏活動もされていてけっこう厳しかったようです。娘は練習不足で行くので、良く怖い眼で睨まれていたらしく、あんまり楽しくなかったと後で聞きました。引越しのために6歳ころに辞めました。

その後、小学校低学年からお友達の家で一緒にピアノを習い始めました。
某音楽教室系の先生が訪問してレッスンを受けるやり方でした。2人とも楽しそう…。ピアノ以外のこともやっているようでした~。発表会でも連弾したり…。まるでリトミック的な感じ?今はこんな風に楽しみながらのレッスンなのかしら?私の頃とずいぶん違うのね~(^.^)なんて、思っていました。
でも、私は完全に甘かった…。ピアノのレッスンを受けていれば、段階的にレベルが上がっていき、それなりに基礎力がついていくものと思っていたんですね~。気がつけば、小学6年生になってもバイエルが終わらない…。

先生が引っ越されることになったので、違う先生に変えて個人レッスンにしてみましたが、結局、「ブルクミュラー25の練習曲」を8曲くらいやったあたりで辞めてしまいました。
年齢が高いので理解力があり、練習曲よりもずっとレベルの高い曲を発表会で弾いたりしていましたが…。
先生との相性もあったかもしれませんが、本人としては中学生になっても、ピアノがうまく弾けない苛立ちもあったと思います…。
弾きたい曲が弾けないから、「面白くない…。」とも、良く言っていました。

ピアノを辞めてからも、時々、弾いていました。でも、発表会などで演奏した曲は出来ますが、新しい曲は難しい…。
簡単な譜読みは出来ますが、そのうち全くピアノに触れなくなってしまいました~(T_T)
ピアノが嫌いな訳ではないと思うんです…。向き不向きもあるでしょうけど…。
今はピアノの話題自体を嫌がるようになりました。
(もう、成人してるので良いんですけど…)

もちろん、親の責任はあります。仕事関係で厳しくて、レッスンの状況に気を配る余裕がなかったということがありました。(言い訳になりますが…)後悔が残り、残念でなりません。
私が習ってきた時代とは違うのだと…そこで気付き愕然とするあたり、すっかり時代に乗り遅れていたんですね~。

そうはいうものの、私が通っていた某音楽教室では、ピアノの出来る見込みのある子は特別なクラスに入れているみたいです。振り分けが行われるのですね。まぁ~、分かりますけどね。それも…。う~ん…(-_-;)

出来れば、レッスンを辞めた後も、自分の弾きたい曲がある程度で良いので弾けるくらいの基礎力をつけてほしかった!だって、計5~6年間は習っていたんですから…。
というのが、私の本音です。
(愚痴です…!)



往年のエレクトーン

2014-06-23 15:51:26 | 日記

先日、実家に行った時に、エレクトーンを少し弾いてきました。
何年ぶりだろ?
私が5歳くらいのときに家に来た古~いエレクトーンです!(^^)!
 もちろん、ヤマハ。

上段と下段の音はちゃんと出ました。素晴らしい!!
スイッチや音の切り替えも大丈夫なようです。全体的に軽い電子音って感じですね。

ところが、足のペダルの音が変…。
音は出るんだけど、どこを押しても同じ音なのです。時々、違うキーになったりしますが、また同じ音…。
親子共々、「はぁ~、古いからしかたがないね~。」とため息でした(・.・;)
「いや!弾いているうちにちゃんと出るようになるはずだ!!」と、父…。
もう、45歳は超えてますんで…このエレクトーン。

しかし、意外なことが判明しました!このエレクトーンは2代目なんだそうです。
私の記憶には全くないんですが、1代目があったのだそうです。
もっと、スイッチの少ない簡単なさらに旧式なものだったそうな…。

父は若い頃に教会でオルガン伴奏をしていたことがあったので、趣味で買ったみたいです。
両親も歳なので記憶があいまいですが、初めて知りました(゜o゜)
いつ頃、購入したのかもはっきりせず、現在のエレクトーンが「私が5歳の時に来た説」も怪しくなってきました。
と、話しているうちに私の記憶の中にも、もっとスイッチの少ないエレクトーンの映像がうっすらと…?
人間の記憶なんてこの程度なんですね~。

時間がなかったので曲はあまり弾けなかったけれど、今度、バッハや賛美歌とか弾いてこよう~(#^.^#)
「チェンバロ」の切り替えスイッチはあったかな?





グレン・グールドさま

2014-06-21 13:24:20 | ピアニスト

久しぶりにグレン・グールドが、私の中で復活してきました。

初めての出会いは、生協の共同購入でなにげなく購入した「モーツァルトピアノソナタ集」…聴いてびっくり仰天!!
初っぱなから弾丸のように音が飛び交う K.310の第一楽章!「なんじゃ~これ(?_?)」が最初の感想でした。
なんか奇抜すぎて受け付けなくて、その時はしばらく放置していました。

その後、テレビ番組の特集があり関心をもつようになって、バッハの数々、ベートーベンなど色々と聴くようになりました。やっぱりバッハのゴールドベルグ変奏曲は名盤です。
グールドのブラームスも素敵ですよ~(#^.^#)

若かりし頃のグールド
Glenn Gould plays Bach


初期のゴールドベルグ変奏曲のCDだったかな?
家で聴いているとき、娘に「どうしても人の声が聞こえるのよ~(・.・;)」と話すと、娘「それ、嫌だ~!怖すぎるー(@_@;)」
不気味なそれはグールド本人の弾きながら歌う声でした。
グールドは、ピアノを弾きながら自分で歌い指揮をするのです。曲への入り込み方が半端ない…。
そして椅子が低い!姿勢が悪く、身体をグルグル動かしながら行儀が悪い。
でも、演奏はすごい!!

これは晩年に近いとき(?)のグールド(顔と鍵盤の距離が異常に近い)
Glenn Gould - Bach - BWV 828 - 5 - Sarabande


人間的にもそうとう変わった生き方をした人でした。
天才肌の人に憧れるところが私にはあります。
有名な逸話がたくさんありますが…。

グールドは50歳で脳卒中でお亡くなりになりました。
私はその年齢を超えました~。


手が小さい!!

2014-06-19 10:00:53 | ピアノ
女性は手が小さくて苦労している方が多いと思います。

私も手が小さい!
8度でぎりぎり上から掴めるかな?って、ところです。
特に小指がかわゆくて~(^.^)赤ちゃんの指みたいで、チャームポイントなの~?
なんて、言ってみたいですよ。あと、5㎜欲しかったです!

手が小さい=ピアノに不利…は、やっぱり当然ありますよね。

今回のオフ会でも、「手が小さいからオクターブで苦労している感じがしたよ~。」と、10度届く男性から労いの言葉を頂きました。
「だって、女性の指は細いでしょ~。」と言いかけて、私の指見て…「そうでもないか?」
マジで、お褒めの言葉と受け止めております(^.^)

手が小さいのは宿命だと思っていても、弾きたい曲への衝動は抑えられません!
今まで数々の疼痛と苦痛を味わいながら、「無理でしょ、これ。」って曲にどれだけ挑戦してきたことか…。
例としては、ラフマニノフ前奏曲「鐘」、ショパン「ノクターン15-2」、今弾いてるグリーグ「ホルベアの時代から」など…(T_T)
時々、乗り越えられないんじゃないか…と、壁を感じてしまう時があります。

でも、以前に比べて、オクターブが楽になっているのは確かです。
N先生の指導で、手の向きと脱力を意識して弾くようになってからだいぶ違います。
(以前は根性と力任せだったところがありました。)

なんか弾いていて疲れるな~うまく音が運べないな~と感じる時は、脱力など出来ていない時…。
オクターブ連打はもちろん、速度のあるフレーズやアルペジオなど弾きにくいと感じる所は、手の向きと脱力を意識すると弾きやすくなるな~と実感します。
それが、習慣になるのが重要なのですが、なかなかそうもいかないのが凡人の悩みです。
努力できるのも才能!そうだ!私にはそれがある!(かもしれない…。)

手の小さい著名なピアニストもいらっしゃいます。(やっぱり女性…。)
同じ人間なのだ~出来ないわけはない!と根拠の薄い希望を持つ…。

な~んか、まだ、この小さな手を受け入れられてない自分がいます。
弾きたい曲の中に困難な部分があると、「くっそ~!」と頑張っちゃうんですよね。
簡単に諦めたくないという頑固おばちゃんです。

…が、今はあんまり余計な事を考えず、N先生の指導を出来る限り、実践してみたいと思います。
先生は過去に手の怪我で苦労された経験があるので、無理な弾き方で手や腕を傷めることをとても心配されています。私が手のストレッチで指の間をグィッと広げる動作をすると「恐ろしいからやめて~!」と言われます。

どうしても無理な弾き方になりがちな小さな手だからこそ、必要な奏法を指導して頂いているようです。



ピアノオフ会の様子…

2014-06-18 00:37:28 | ピアノ弾きあい会

6月15日のピアノオフ会の様子です。(練習したので写真をアップしてみます。)

古民家の蔵を利用した、レトロでとても雰囲気の良いお店でした~(#^.^#)                                       
 ヤマハのグランドピアノ。

連弾って面白いですね~!
初合わせだということで「ここ、どうする?」とか、「どっちの手が上になる?」とか…

打ち合わせの様子を見ていて、とても勉強になりました。

初とは思えない演奏ですばらしかったです(^^♪

ピアノ仲間と出会うって、色んな可能性が広がることなんですね~!(^^)!

 


初めての写真

2014-06-17 16:58:43 | 料理

初めての写真投稿に挑戦!
しかも、お料理…。

今月下旬に手作りのイベントがあり、私はミニカフェを担当するのでサンドイッチの試作をしてみました。
なるべく簡単で安くて早くて~生ものはなし。
ということで、まずは卵焼きバージョンで~(^^♪

手前は大阪お好み焼き風、もう一つはケチャップとからしマヨネーズを塗りました。
ソース入れすぎて「しょっぱくなっちゃった~」(北海道弁?)

しかし、写真の大きさが難しい…。

色々やったら、写真が横に潰れたように見えるのだが、気のせいでしょうか?

(試食用なので、1枚を9等分してます。)





ピアノオフ会にて…(T_T)

2014-06-16 12:57:58 | ピアノ弾きあい会
昨日、ピアノオフ会(練習会)でした。
私はサークルはもちろん、こういう集まりは全くの初めてで、どどど(+o+)緊張~していました。

演奏したのは、グリーグ「ホルベアの時代から」1~4曲

ピアノの感じを確かめるために軽く弾いた時には、まずまず指が回るな…と思っていたら、プレリュードの中盤でガクッと突然の緊張感!「こんなことって…」と驚きながら、崩れかける…。サラバンドはまずまずでしたが、やな予感がしたので指慣らしは2曲でやめておきました。

本番です~(T_T)

プレリュード…緊張のため指が回らず、どこか忘れたけど…止まってしまいました!
         「あ、止まっちゃった」と発言ができるくらい余裕のある止まり方でした。(先生の予言?が当たった)
         その後も、崩れっぱなしで…撃沈。
サラバンド…ほぼミスなく、まずまず?と思っていたら、最後の最後でがっつりミスりました…。
ガヴォット…もう、余裕なんてありません。課題のオクターブ和音の連打はボロボロ…。全体的に雑…。
アリア……なんかもう細かいことは思い出せない…。

という状態で、疲れ果てました~(ToT)/~~~


前説を少しだけしたんですが、口が回ってなかったです。
緊張って…やっぱり最大の敵。味方にするなんて10年早いんだ。
待ち時間も長くて、その間、他の人の演奏をがっつり聴いているし、どうやって自分の緊張を保ったら良いのか分からなくて…。
発表会とはもちろん違うでしょうし、もっと「気楽~」でも良かったのかな?

参加メンバーの中には、コンクールに出られる方が意外と多くて驚きました。
私にはコンクールは遠い存在だったから…。
色々と刺激になりました(゜o゜)

次回は「気楽~」に参加してみよう。出来ればの話ですが…。
色々、試すのは良いことだ!(^^)!











消音ユニットの落とし穴~

2014-06-14 19:07:02 | ピアノ
私はピアノのペダルをしっかり上げない癖があり、音が濁ってしまうことが多いのでレッスンでいつも注意されます。
その、理由が分かったような気がします。

ピアノの調律を1年以上していなくて生ピアノでは耐えられないために、今年の4月ころまでほとんど消音ユニットを使っていました。

今日、久しぶりに消音ユニットでピアノを弾いてみました。
なんか…変?
ペダルをそれほど上げなくても音が濁らない…。

それだけではない…。
速いタッチでも音の粒が揃っているように聴こえ、自分が上手くなったように聴こえます。
しかも、fffなみに強く弾いても、そんなに大きな音にならない…。
(音量の問題だけではないと思う。)

昨日、母に私のピアノを聴いてもらいました。
「なんか、すごく音が響く時があるけど…こんなに音を出しても良いのか?と思うくらい大きな音なんだけど…。」
どうも、カンカン、キンキンするくらい耳をつんざくような音が、所々あるらしいのです。
最初は、脱力が出来ていないので音が汚いのか?家のピアノの特性なのか?と思いました。
でも、もしかしたら消音ユニットで力いっぱい弾く癖がついているのかもしれない…と思ったりして…(:_;)

色んな意味で、まずい…。

消音ユニットは我が家の必需品です。特に仕事をしていたら、日中以外の練習にはどうしても必要です。

教室のグランドピアノはもちろん、家のピアノの生と消音の、音色とタッチがすべて違う…。
(当たり前なんだけど…)
どれが本当で、どうしたらいいのー(;O;)!


明日の練習会のピアノは、どんな感じなのかな…?
(+o+)