私とピアノと、日常と…

30年ぶりに再会したピアノや、日々を見つめるための日記みたいなものです。

グレン・グールドさま

2014-06-21 13:24:20 | ピアニスト

久しぶりにグレン・グールドが、私の中で復活してきました。

初めての出会いは、生協の共同購入でなにげなく購入した「モーツァルトピアノソナタ集」…聴いてびっくり仰天!!
初っぱなから弾丸のように音が飛び交う K.310の第一楽章!「なんじゃ~これ(?_?)」が最初の感想でした。
なんか奇抜すぎて受け付けなくて、その時はしばらく放置していました。

その後、テレビ番組の特集があり関心をもつようになって、バッハの数々、ベートーベンなど色々と聴くようになりました。やっぱりバッハのゴールドベルグ変奏曲は名盤です。
グールドのブラームスも素敵ですよ~(#^.^#)

若かりし頃のグールド
Glenn Gould plays Bach


初期のゴールドベルグ変奏曲のCDだったかな?
家で聴いているとき、娘に「どうしても人の声が聞こえるのよ~(・.・;)」と話すと、娘「それ、嫌だ~!怖すぎるー(@_@;)」
不気味なそれはグールド本人の弾きながら歌う声でした。
グールドは、ピアノを弾きながら自分で歌い指揮をするのです。曲への入り込み方が半端ない…。
そして椅子が低い!姿勢が悪く、身体をグルグル動かしながら行儀が悪い。
でも、演奏はすごい!!

これは晩年に近いとき(?)のグールド(顔と鍵盤の距離が異常に近い)
Glenn Gould - Bach - BWV 828 - 5 - Sarabande


人間的にもそうとう変わった生き方をした人でした。
天才肌の人に憧れるところが私にはあります。
有名な逸話がたくさんありますが…。

グールドは50歳で脳卒中でお亡くなりになりました。
私はその年齢を超えました~。