私とピアノと、日常と…

30年ぶりに再会したピアノや、日々を見つめるための日記みたいなものです。

手の向き

2014-06-07 11:03:54 | ピアノ
ピアノを弾く時の手の向きというのは、とても大切なのだそうです。

最初のころ、レッスンで教えていただいたこと。
①椅子に座りながら、両腕を身体の横で余分な力を抜いて、ぶらぶらさせる~~
②そっと手の甲を前にして、そのままの状態でピアノを弾くように鍵盤にそっと乗せてみると、両手の向きが少し外側に向きます。
 
これが、人間の身体にとって力の入っていない自然な状態なんだそうです。

「鍵盤に置いたそのままの状態で弾いてみてください。」
手の向きを意識しないときに弾きづらかったところが、なんとなく弾きやすい。オクターブを弾く時、跳躍が必要なときも、なんとなく前より弾きやすく感じました。(初心者なので、この程度…)

レッスンを開始してから半年くらい経ちますが、さらに手の向きを強調して指導されます。
①鍵盤に手を乗せる前に、身体の前で水平に両腕で正三角形を作り、その状態で両手を外側に可能なところまで向ける。
でも、このとき、力が入ってしまっては向けすぎ。
②そのままの状態でそっと鍵盤に手を置く。
③常にこの状態を保ちながら弾く。(これが難しい!)

私は、この状態で弾くと指が軽く感じられます。指をくぐらせるときも比較的スムーズ。
きっと、脱力にも不可欠なことなのでしょう。基本的なことなんですね。
特に手の小さい私には重要なことだと言われました。

しかし、意外とこの状態でピアノを弾き続けるって難しいんですよね。意識しないと内側に向いたり、力が入ったり…。
自分のクセになるくらいまでにならないと駄目みたいです。
時間がかかることなんだと思います。

う~ん(:_;)、なんだか、文章にすると分かりにくいですね~。