私とピアノと、日常と…

30年ぶりに再会したピアノや、日々を見つめるための日記みたいなものです。

リサイタル「ロシア音楽の歴史をたずねて」

2018-05-27 21:03:47 | コンサート
先生のリサイタルに行ってきました。

ホールのグランドピアノの音に驚いている最近の私。音のコントロールが出来なくて、何となく一本調子な印象のこの頃なのですが…。
先生の演奏は音色が豊かで、どうやってコントロールしているのか?一生懸命に見てきました。
同じ高音でも無機質な音だったり、豊かな音だったり、キラキラしていたり、どうやってるんだろう?
姿勢はとても良くて、弾く姿が美しい。
フォルティシモを弾く時はそんなに背中が動いている訳でもなく、ピアニシモの時とあまり変わらない。
腕に力を入れているようにはもちろん見えず、結局、良く分かりませんでした。

ロシア音楽といっても、そこそこ詳しい人でも知らないような曲目が多くて、先生はけっこうマニアックな方だと思います。
アンコールは中島克磨作曲「ユーラシア・ファンタジー」
何でも去年作られたばかりの曲で、今年初めに作曲者本人の前で演奏したのだそうです。

リサイタルが終わり、ロビーでご挨拶。
kero「もう~、1曲目のグリンカからぐっと来ちゃいました!」
先生「あ、あれはちょっとクサかった。緊張してたからね。」
えっ!私としては美しさに涙出そうなくらい感動していたのに、あれがクサかった!?
理想の音って、もしかしてとても個人的なもので、すごく微妙なのかもしれません。

それにしても第一部のドレスはレースが素敵だったな~(*^。^*)

パーヴェル・ネルセシアン ピアノリサイタルin札幌

2017-10-19 14:13:28 | コンサート
もう~、凄かった!良かった!!

ベートーベンソナタ「熱情」の後、15分間の休憩だったんですが…、あまりの衝撃と感動に呆然…(''◇'')
何が起こったのか?席から動くことが出来ず、頭の中で演奏を振り返ろうとしても追いつかず…。
真後ろのおじさんは感動の言葉を連発してるし…、とにかく凄い!
その後のカプースチン、プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」、素晴らしかった!

私はピアニストの手が見える席に居たのですが、何よりもペダリングの凄さに驚きました。
音は濁らないし、ペダルを踏み変える回数が半端なく多い。
あんなに右足首を動かしたら、筋肉痛にならないのか?と心配になってしまうのは歳のせいでしょう…けど。

ピアノの弾き方も色んなパターンがありました。
ピアニッシモも単純ではなく、鍵盤を触るようなすごく軽いタッチや、引っかくようなタッチ、手首を少し下げて重みで弾くようなタッチなど、それぞれ音色が違う。
フォルテッシモでは重い音や鋭い音など中にはガツン!とくる音もありますが、決して雑な汚い音で鳴ることはありません。
高音もコロコロしたり、キラキラしたり…。
どうしたらあんな綺麗な音が出るんでしょう。

そして、どんな気持ちを乗せて音楽を奏でているのでしょうか?
ネルセシアン氏は派手なパフォーマンスをする演奏家ではないと思います。
表面的には淡々と難なくピアノを弾いている印象を持つかもしれません。
でも、表現力は極めて豊かでした。
曲に入り込んで弾いているんだと思いますが、表情からはあまり読み取れません。
あんな物凄い「熱情」を弾くんだから、内側にある感情は半端なものではないと思いますが…。
それがまたカッコいい~。

アンコールは2曲。
ペトロフのプレリュード、リスト編曲の愛の詩。

終わってからサイン会があるようだと聞いていたので、先生からロシア語を教えてもらって数日間、反復練習して何とか覚えたんだけど…。
ネルセシアンさん、なかなかロビーに出てきてくれない。どうもサイン会はなさそう…。
観客がほとんど帰って心細くなってきたので、私ももう帰ろうとコートを着たら、突然さっそうと現れました。やっとです。
でもいざ、どうして良いか分からず、N先生の袖を掴んで「きゃっ、どうしよう…(*_*;」なんて、まるで乙女のように…。(何をいい歳こいたおばさんが…。)

顔を真っ赤にしながらも「スパシーバ(ありがとうございます)」までは良かった。
ネルセシアンさんも握手しながら目を見開いて「スパシーバ!」って!!
その後「ザ、プリクラースヌィ、カンツェールト(素晴らしいコンサートを)」と言う所が舌が回らないのか、頭が白くなったのか?うまく言えない。
「プリクラースヌィ」はネルセシアンさんがネイティブで返してくれたので通じたようですが…。
見かねてN先生が助け舟を出してくださったり、「私の生徒です。」みたいなことをロシア語で説明してくださったんですが…。
全く、相変わらず本番に弱い私です…。

ま、でもネルセシアンさんと目を合わせて会話が出来たので目的は達成です。
まずは第一段階。次は絶対に「スパシーバ、ザ、プリクラースヌィ、カンツェールト」って噛まないで言いきるぞ!!

それにしてもベートーベン「熱情」…もう一回、聴きたい。

「ロシア音楽の歴史をたずねて」第一回ミニコンサート

2017-01-29 20:15:09 | コンサート
ピアノの師匠、N先生のミニコンサートに行ってきました。
日本ユーラシア協会の主催でロシア音楽の歴史について、レクチャーを聞きながら演奏を聴くというちょっと変わったコンサート。
全3回のコンサートの第1回目、チャイコフスキーまで。

私ってクラシックを良く聴いたり弾いたりするわりにあんまり知識がないんです。
N先生に出会うまで、クラシックって一括りにしか思ってなかったの。
ロシア音楽と言われても何がどう違うの?なんてね。
ピアノ会なんかで出会う人たちと話していても、自分が何て物を知らないのかって思い知らされてきました。 

今回はロマノフ王朝時代のロシアが舞台。
ヨーロッパ音楽との違いはおおざっぱに言うと音階の使い方が違うらしい。
アラブとか東洋の音楽の影響が大きいのだそうです。
グリンカ、ダルゴムイジスキーって舌を噛みそうな人たちから始まり、
「ロシア五人組」と呼ばれるロシアの民族的な音楽を作ることを目指していたバラキレフ、ムソルグスキー、ボロディン、キュイ、リムスキー=コルサコフ。
彼らは兼業作曲家の側面があって、軍人だったり科学者だったり…。
すごいわ~。私も兼業ピアニストになりたい…なんて一瞬思ってしまった…(*ノωノ)ばかだわ…。

その後、ロシアでは職業音楽家の走りとしてルビンシテイン、そしてかの有名なチャイコフスキーへと繋がっていく。
ルビンシテインの「舟歌」の演奏があったのですが、年代はこっちが早いのでパクリではないけど、チャイコフスキーの「舟歌」にけっこう似ていました。
N先生曰く、チャイコフスキーは西欧派と呼ばれ「ロシア五人組」と一定の距離を置いていたようですが、特に晩年は彼らの影響を受けていたと言われています。

それにしても…(*‘ω‘ *)
N先生のチャイコフスキーの「四季」はなんて素敵なんだ…。
今回は「ひばりの歌」と「舟歌」だけでしたが、再びしかもこんな至近距離で聴けるなんて…。
ああ~、仕事の疲れも忘れます。いつまでも聴いていたかったな~。

今回はロシアに詳しい人でも知らないレアな選曲もあったみたいです。
作曲家の名前すらN先生の「聞いたことある方~?」という問いに誰も手を挙げなかった時がありました。

次の第2回、どんな作曲家が登場してくるのでしょうか?
楽しみです。

ロシアを奏でるWinterコンサート

2016-12-18 11:43:35 | コンサート

ピアノの師匠、N先生のコンサートに行ってきました。

第一部はバレイ組曲「くるみ割り人形」
絵本を読むような朗読をはさみながら、ピアノとサクソフォーンの演奏。
小さな子供さんも来ていましたが、お話とお馴染の曲に目をきらきらさせながらお行儀よくしていたのは驚き。
きっと楽しめたんだろうな~(^.^)
なかなか良い企画だと思いました。

第二部は、
まずは、N先生のピアノソロで
・「ひばり」グリンカ作曲
・「4つの小品 作品32」プロコフィエフ作曲
プロコフィエフは聴いたことのないレアな曲でした。とっても綺麗な響き~(*^。^*)

「サクソフォーンと弦楽オーケストラのための協奏曲」グラズノフ作曲
とても良かった!!サクソフォーンは時折、ジャズっぽくも聴こえて面白い。
N先生がオーケストラのパートを弾かれているのですが、果たして何拍子なのか?
って分からなくなる…。複雑な曲だ。
きっとすんごい難しい曲なんだな~というのは分かった。
今度、オーケストラバージョンで聴いてみたいな。

「ロシア歌曲集」ラフマニノフ作曲 から2曲
ソプラノ歌手の方の独唱。ピアノ伴奏はN先生。
歌詞がロシア語だったりして良く分からなかったから、訳詞をプログラムの中に入れてもらえたら嬉しかったかな?
  
ロシア民謡「鶴」
朗読の方の説明の後、ソプラノ、サクソフォーン、ピアノのアンサンブル。
歌が日本語だったので、しかも聴いたことのある曲?みたいだったので良かったです。

「ロシアンソングメドレー」
日本でもお馴染のメロディー。カリンカとかね。
サクソフォーンとピアノで。

これらの最後に3人のアンサンブルで、何の曲だったか…忘れちゃったけど演奏が1曲あって終了~。
「アンコ~ル」の掛け声もありましたが…。

全体的なプログラムを聴いて、ロシアの音楽を身近に感じてもらおうという意図を強く感じました。
第一部は子どもたちの表情から見て、大成功だったんじゃないかな?
N先生は、日頃もレッスンで小さい子供さんたちをたくさん教えてらっしゃるし、常々大切にされていることが分かったように思います。
第二部は少し大人向け。演奏会終了後、「すばらしかったね。」という言葉があちこちで聞かれました。

また、来年3月にコンサートがあるみたいなので、出来れば行きたいと思います。


PMFピクニックコンサート

2015-08-03 11:52:12 | コンサート

とても良い天気に恵まれました。
PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)は、世界の若手音楽家の育てる国際教育音楽祭です。
毎年、札幌を中心に開催されますが、野外のピクニックコンサートに初めて行って来ました。
この日は半日勤務、そのまま直行したけど、ちょうど16時からの第2部に間に合いました。

指揮はワレリー・ゲルギエフ
私は知らなかったのですが、世界的に有名な方だそうです。
N先生も「ゲルギエフが指揮するから、どんな演奏になるのか楽しみだわ」とおっしゃっていました。
ピアニストはドミトリー・マスレエフ
2015チャイコフスキー国際コンクールの優勝者です。YouTubeの動画でも見ていたのですごい楽しみでした。
そしてオーケストラは世界の若手音楽家を集めたPMFオーケストラ。

私のお目当ては…何といっても!
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番!!
屋外とは思えない音響、マスレエフの弾く音色が素晴らしくて当然のことながら引きこまれて、あっという間に終わってしまいました。
それにしてもラフマニノフって素敵だわ~(*^。^*)
マスレエフさんはピアノを弾いている時は気がつきませんが、実際はちょっと小柄な方でとにかく若い!
アンコールは私の知らない曲でしたが、彼の技巧や音楽性が存分に盛り込まれた、これも素晴らしいものでした。
やっぱり来た甲斐があった。

 マスレエフくんが下を向いちゃった…(;_;)

ショスタコーヴィチの協奏曲第10番の演奏もありました。
以前、ショスタコーヴィチを初めて聴いた時に「なんて、かっこいいんだー!」と思いましたが、10番がこんなに長い曲だとは知りませんで…。
ショスタコーヴィチ初心者の私は、この曲ははたして何拍子なの?この不協和音ってどの楽器が演奏してんの?複雑なこの曲を指揮するゲルギエフってやっぱりすごい!
そしていつ終わるの?などと素人丸出しで聴いていました。

ピクニックコンサートは札幌芸術の森の野外ステージで行われます。
芝生席は飲食自由、テントを張っている人たちもいました。
私たちはレジャーシートを敷き、これらの食べ物を持ち寄ってくつろいで~(^.^)

 友達お手製の薄焼きチーズ、サラミ、柿の種、チョコ…(ビールが欲しい~)

と、いきたいところでしたが、空いていた芝生が思ったよりも斜面で…。
レジャーシートから滑り落ちそうになるのを踏ん張り、ショスタコーヴィチの最後の方ではお尻が痛くて…。(次回の反省点だな…)
屋外なので演奏の途中、セミが鳴いたり、カラスが至近距離で鳴いたり、とんぼが飛んでたりもありました。
でも、雰囲気はのどかでのんびりしていて、クラシックがとても身近に楽しめる空間になっていたと思います。
楽しかった!(^^)!

今回、実は生のオーケストラを聴くのは初めてでした。(たぶん、記憶にない…)
やっぱりすごく良いですね!
今度は屋内でも聴いてみたいな~(・∀・)



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日本舞踊×バレエ×クラシック音楽

2015-07-10 20:06:35 | コンサート

素敵なイベントに行ってきました。


場所は札幌の観光名所で有名な時計台のホール。

 時計台の2階、上には「演武場」と書かれています。

ちょうど7時の時計台の鐘の音と共に開演です。(なるほどね~)
クラシック音楽はフルートとオーボエ、ピアノのアンサンブル、それぞれのソロありと大変楽しませていただきました。
どの曲も素敵でしたが、アンサンブルでは個人的にヘンデルの「涙の流れるままに」が印象に残っています。
私も今、古典を弾いているからか、「あ~、何て綺麗なんだぁ~(*'▽')」と、バロックの普遍的なものを感じました。
あ~、ホッとする~。

数々のクラシック音楽の名曲に合わせて踊るのは、日本舞踊とバレエです。
私はピアニストが弾いている所を見たくて鍵盤の見える位置に陣取ったのですが…意外にも日本舞踊の西崎鼓美さんの踊りに引き込まれてしまいました。
目が離せないというか…すごかった!(^^)!

行く前は想像できっと絢爛豪華な着物姿で伝統的に踊るんだろうな~と思っていました。
最初にフルートによる「江差追分」を着物姿でしっとりと踊り、そのスキのない細やかな動きにすぐに引き込まれ…でも「やっぱりこんな感じだろうな~」と思っていたら…。
突然、ピアノソロでラヴェルの「水の戯れ」が鳴り響き、豹変するがごとく…その踊りといったら日本舞踊の基本は踏まえているんでしょうが、まさに現代舞踊そのものでした。
その後もクラシックの名曲と共に踊る演出と振り付け、その身体能力のすごさに圧倒され、ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」では少年の様にピョンピョン飛び跳ねて…。
途中、8時の時計台の鐘の音も振り付けに取り入れてしまうという粋な演出。
バレエの方も素敵でしたが…つい目が西崎さんに行っちゃいます。

最後のラヴェルの「ボレロ」では、日本舞踊とバレエの競演といった感じ。
二人とも真っ赤な衣装。西崎さんは真っ赤な着物姿に金の扇子を持ち、カッコイイったらありゃしない。
モダンバレエと日本舞踊の対比のように、振り付けはほとんど同じなんだけど、やっぱり違いは一目瞭然。
バレエはしなやかにクネクネと…(表現が分からん)、日本舞踊は凛として潔く…とにかく、すごく面白かったです。
あまりに感動してしまい、帰り際に西崎さんに「素晴らしかったです!ありがとうございました。」と握手していただきました。
彼女は150㎝あるかないかのとても小柄な女性でした。

時計台ホールでコンサートを聴くのは初めてでした。
ホールは普段、観光客に開放されている場所です。
木造なので外の音など気になるかな?と思っていたけど、そんなことはありませんでした。
一度だけ暴走したバイクの音が少し響きましたが…。
思ったより音響が良くて綺麗な響きでした。
 夜の時計台

この公演はバレエを習っている職場の同僚に教えてもらったものです。
どんな曲をどんな風にやるのか分からず、行こうか行かないか…かなり迷ったのですが…。
行って良かったです!

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ピアノの先生との出会いの不思議

2014-08-25 11:09:16 | コンサート
いつもレッスンを受けているN先生…。
まだ、先生にピアノを習い出してから8ヶ月余りだし、気さくだし、身近だし、年齢も近いし~(^.^)
リサイタルの宣伝部長(自称)をやらせて頂いていたのに、「本当にリサイタル?」なんて、どこかピンときていない自分がいました。(相当、失礼やねm(__)m)

だって、前の大手音楽教室を辞めて、何となくネットで、徒歩で通える個人のピアノ教室を捜していたら…
N先生が一人だけいらしたんですもん。
本当に偶然なのです!
体験レッスン後は即決でお願いしましたが、ピアニストの方だとは全く知りませんでした。

プロのピアニストの世界…私にとっては別世界であり、憧れでもありますが…。
聞けば聞くほど、過酷な職業なんだな~という思いがすごくします。
時に悲壮感すら漂います。そんな辛い思いをしてそれでも上を目指すとは?
きっと、ピアノが好きなんですよね。それだけですか?
(今度、聞いてみよー。)

リサイタルには私の両親と行ったのですが、父に「おまえ、すごい先生に習っているな。大丈夫か?」
私も「そうだね…、私…本当にこんなんで大丈夫なのかね?」

他の方のブログなどを拝見すると、先生との相性に苦労されている方が多いようですね。
私は不思議なご縁でN先生と出会いました。運が良かったと思います。

その前に習っていた某大手音楽教室の教育方針…。
時間の制約、高額な月謝・発表会料金、なんとなく「大人の趣味のピアノなんだから~」という雰囲気。
とにかく我慢ならなくなりました。
その経験は、「これじゃ駄目だ!私は個人の先生に習いたい!」という結論を導いてくれたので、無駄ではなかったと思っています。担当の先生は、30年のブランクを基礎も含めて埋めてくださったし、N先生に習うにはちょうど良い時期だったかもしれません。
(いえいえ、まだ、早かったかも?)

さらには幼少から中学にかけての4人の先生方との関わりがなければ、N先生にたどり着けたかどうか?
個人の先生に対する負のイメージは私の中にもあります。
特に、中学の時のあの先生ぇ~~(ー_ー)!!

じゃ~、先生選びのコツは?
と、聞かれたら?「分かりませんm(__)m」
ただ、今までの出会いと経験は、生徒サイドのちょっと意地悪な見方をすれば、比較材料として無駄ではないし、
あんまり詳しく教えてくれない先生だったとしたら、確実に自分で考える力はついているだろうし、
気難しい先生だったら、生徒自身にコミュニケーション能力がついていくだろうし…。

その後の先生探しにはプラスにこそなれ、マイナスにはならないと思うんですけどね。




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感動…

2014-08-24 01:23:14 | コンサート
昨日はN先生のリサイタルでした。(日にちをまたいでしまいました。)
なんとなく、興奮しているのか眠れません。

第一部の先生のソロ…こんな音色は初めてかもしれません。
美しい…(゜o゜)
しっかり手を見れる位置に座っていましたが、脱力ってこういう感じなんだと良く分かりました。
レッスンでは隣に先生が座っているので、はっきり分かりませんでしたが、思ったよりも椅子は高めでした。
指先には力を入れず、手首と前腕がしっかりとそれを支えている感じがしました。
上腕はしなやかに動き、でも身体全体、特に上体はしっかりとしている様に思います。

先生は、元々筋肉が少ないので、若い頃から負担のかからない奏法をしてきたとのことです。
病気を乗り越えての8年ぶりのリサイタル…。
しかし、「今が一番指が回る。」とおっしゃっていた先生…。
苦難があっても諦めないことを学ばせていただきました。

そして、第二部…「シンデレラ」~パーヴェル・ネルセシアン氏とのピアノ2台4手の共演です。
弾き始めから音色のシャワーと迫力に圧倒されました!!
なんて、すごい…。
先生はのびのびと自由に楽しそう!!
ネルセシアンさんの演奏はもちろん素晴らしかった!!
最後の曲「フィナーレ」では感動のあまり、涙腺がじーんと来ました。
こんな感情は何年ぶりでしょうか?

演奏が終わり、会場は拍手が止まない…後ろから「ブラボー!」の声…。
そして、再び2人でアンコール演奏。
おそらくプロコフィエフの小品?

まだ、今でも頭の中を情景が廻ってきます。
こんなすごい先生に習っている私…。大丈夫か???
レッスンは明後日です。

ちょっと、心残りはネルセシアンさんに声をかけることが出来なかったこと…。
終了後、ロビーにいらしていたのに…。
「ありがとう」のたった一言が言えなかった。
なんともシャイな日本人です。




ピアノリサイタルへのお誘い…再び~(^^♪

2014-08-10 11:21:32 | コンサート

再度、私の師匠、N先生のリサイタルの告知をさせて頂きます。(我ながら、でかいな~(・.・;)

先生は今年3月の発表会で、シューベルトの「魔王」(リスト編曲)を演奏されました。
生徒さんからのリクエストだそうです。(他にも2曲演奏されました。)
レッスンの時にちょっとだけ、さわりを弾いて頂いた事がありますが、すごい難曲…。
そばで聴けて感激でした~(^.^)
本番の演奏は迫力があって素晴らしかったです。

リサイタルではまず先生のソロでチャイコフスキー「四季」の演奏があります。
その後ハーヴェル・ネルセシアンさんと2台のピアノで連弾。
もちろん、先生が第一ピアノです。

札幌ですが、近郊の方など宜しければお越しください。

N先生の宣伝部長(自称)より~(^^♪