私とピアノと、日常と…

30年ぶりに再会したピアノや、日々を見つめるための日記みたいなものです。

今年4回目の本番

2018-07-02 12:43:11 | 発表会その他
今年最後の本番…「大人のコンクール」に参加してきました。
「ベートーヴェンピアノソナタ31番第1楽章」の仕上げの集大成のつもりで(おおげさぁ(*ノωノ)~)。
今までとは違う緊張感を感じました。

今回、慣れという事もあるのか、通して弾く自信がついたのか、手はほとんど震えませんでした(^.^)やった~。
されどやはり本番…。冒頭の第一音に気を取られ、数えるテンポが以前のようにゆっくりになってしまい「まずい…」と思ったけど、曲に集中せよ!
っと思いきや、盛り上げる山場の所の上の音を所々外してしまうし、後半の山場では何と止まりそうになる(゚д゚)!

ものすごく悔しかった(/_;)
4回も本番に上げて頑張ったのに結局、自分の目指す曲に仕上げられなかったんだな…。

講評における課題は「深い音色」「左手の音の響き」「fに向かうエネルギー」「テンポ感」「音符の音価の統一感」という…。
これまでピティナやN先生に指摘されてきたものと一貫して共通します。
その他「内面的な表現が和声のバランスによって変化されるようハーモニーの色による感性が研ぎ澄まされると、より深く説得力のある演奏につながっていくと思います。」
という新たな課題も…。う~ん、難しすぎて解読できない…。
見て見ぬふりしてる和声の勉強もやっぱり必要なのかな?

今までの講評で共通しているのは、良くも悪くも「ゆったりしたテンポ感」
N先生からも冒頭のテンポを少し上げた方が?という指摘があって少し直したんですが、本番では生かせませんでした。
実はこれには訳があって、私の好きな演奏がギリレスの31番なんです。これがゆったりなんだけど、すんごく良いんだ~(#^.^#)
けど、深い音が出せる訳でもなくスカスカの音色で、ギリレスの真似してみても味気ない音楽になっちゃうんでしょうね。
今回、リハーサルではないんですが指慣らしということで、練習室のボストンで7分間という時間をいただけました。
ぎりぎり1曲通せるかな?と思って、いつもより速いテンポで弾いてぴったり7分。
もしかしてこのくらいのテンポで弾いた方が良いのかもしれない。

この曲は少し寝かせます…💤
また、終楽章が弾けるようになるまで…。
そして、再び舞台で弾きたいと思います。

それにしても、試弾の時にピアノのバランスの悪さを心配していましたが、すごく弾きやすい良い音色のピアノになっていました。
きっと調律の力なんでしょうね。
また弾きたい、いや、ずーっと弾いていたかった(・∀・)

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