
ある時期から、このブログでは自前のアクセス解析を導入している。
有料の「gooブログアドバンス」で使えるアクセス解析が、どうにもアテにならないような気がしたからだ。
gooブログの場合、自前のアクセス解析を入れるのに何かと都合の悪い部分が多い。
javascriptの貼り付けを事実上、禁止しているからだ。
実際、テンプレートなどの各所に入れようとしてみたが、どこに入れても無効化される。無理。
唯一可能なのが imgタグを使って cgiを貼り付ける方法。
そういう貼り付けの出来るレンタルcgiのアクセス解析もあるのだが、自分で改造できた方が何かと便利なので、自前の cgiを使うことにした。
比較的設置が容易な「dopvCOMET*」を使わせて頂いている。
dopvCOMET*を導入するには cgiを自由に使える webサーバーが必要になる。
自分の場合、少し前から某レンタルサーバーを使っているのでなんとかなった。
まぁ、はっきり言ってそっちにブログ自体を引越ししてしまった方がいいんですけどね(苦笑)
imgタグを使っている以上、取りこぼしはある。
また、携帯版に関しては gooブログは imgタグすら無効化するので、アクセス解析が届かない。
= 携帯版gooブログに関しては、自前のアクセス解析は一切使えない、ということ。
アクセス解析に関して過剰に期待する向きもあるので、私見をば。
自前の cgiにしろ、例え Google Analytics にしろ、大したことは分からない。
分かるのは「どのページが人気があるか?」という事だけ。
それすら流動的で、何が理由で何がどうなるなど、結局は webの神様にしか分からない。
仕事で使うにしろ、趣味でやるにしろ、解析結果を眺めて毎日一喜一憂するような事は止めておいた方がいい。
また、どこの誰が見ているか、なんてことは分からないと思っておいた方がいい。
よほど親しい人間なら「ああ、あの人が見にきたのかな?」と分かることもある。しかし、それも確定的では無いので、アテにしない方がいい。
まあ、あれだ。
ログを見て、あの人が読みにきた、と分かるほどの間柄なら、アクセス解析なんか使わなくても、読んでくれたことは分かる、ということだ(苦笑)
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余談になるが。
もうずいぶん昔の事になるが。
夜な夜な現れる「掲示板荒らし」に悩まされた運営主に依頼されて、書き込み者の特定を行った事がある。
この時は掲示板 cgiそのものの表示ルーチンと書き込みルーチンにロガーを組み込んだ。
こうやるとログの収集率は 100%だ。一件の取りこぼしもない。
ほどなくして、確定的に個人を特定するに至った。
この場合、確定に至った要因は2つ。
書き込み者に「ネットでは何をやってもバレない」という素人ならではの(バカな)思い込みがあったこと。
それを利用して一種のソーシャル ハックを行ったこと。
アクセス解析の範囲では、やはり「特定」には至らないということ。
「大先輩が自分の携帯を取り上げて書き込んだ。
自分は書き込んでいない。
大先輩は○○界の大物なので名前は絶対に言えない」
今時、中学生でも言わないような言い訳だと思うが、運営主がそれでよしと判断したので、それ以上の追求はしなかった。
若気の至りとはいえ、大それた事をしたと思う。思い返すと背筋が薄ら寒くなる事がある。
「犯人」が度を越して浅はかであることが、後に分かったからである。
露骨な表現は控えるが、「遵法意識の欠落した DQN」というのがいるでしょ?
そういう人物だった。
読んだよ!
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