

山猫が化けてもやっぱり 化け猫 なのだろうか?
それはともかく。
今時テキストブラウザを使う人間も少ないとは思うが、便利なものだ。
コマンドラインで作業しながら調べごとをするときなどは、マウスに手を伸ばして Iceweaselを起動するより、そのまま "lynx google.jp" と打ち込んで調べる方がずっと快適。
今使っている KNOPPIX 5.3.1 日本語版 にはテキストブラウザは w3m と lynx の2つが入っている。
w3mは表示が「いわゆる普通のブラウザ」に近くてその辺はいいのだが、キーバインドが lynxとは全く違うので、lynxを使ってきた自分にはどうも馴染みにくかった。
また、「表示が普通のブラウザに近い」というのは一方で、テキストブラウザとしてつかいづらい時もある。
だが、KNOPPIXにデフォルトでインストールされている lynxは使えない。
とにかく日本語を表示させると文字化けしまくる。
色々設定をいじってみても一向に改善しない。
もう、設定をごちゃごちゃいじるよりコンパイルからやり直そうと思った。
以前、プロバイダのホームディレクトリで lynxをコンパイルして telnetでログインして使っていた事があったのだ。
そのソースをコンパイルしたディレクトリごと ftpしてきて、この KNOPPIXでコンパイルしなおした。
プロバイダでコンパイルした時は、わずかに設定をいじってコンパイルして、同じくわずかに設定して起動しただけで普通に日本語が表示できた。
だから、コンパイルさえしなおせば、うまくいくと思ったのだ。
(ちなみに、プロバイダは FreeBSDだった)
ところが。
コンパイルしなおして起動すると、前と同じく化けまくる。
設定をいろいろ変えたり、コンパイルしなおしたりするが、全然ダメ。
なかなかに困ってしまった。
以前使っていたのはいずれも Shift-jisに設定した環境。
(ECHOS26cの Vineでも、486ではあまりに重い Netscapeに代わって愛用していた)
今 KNOPPIXで使おうとしているのは unicodeの環境。
その辺にからむ問題かとも疑った ← 結果的に思い違い
悪戦苦闘したが、答えは見つかった。
ヒントになったのは・・・・・
・ --dumpオプションを使って表示というか出力させたときは、きちんと化けずに表示されている。
nkf -g で調べてみても、設定した文字コードにきちんと変換されて出力されている。
・プロバイダで使っていたときは(もちろん)直接画面表示させて使っていた訳ではない。
直接画面表示させたら文字化けしていたかもしれない。
telnetでログインして回線を通じて Macなり HP200LXで使っていた。
つまり、文字化けが生じていても Macや HP200LXの通信ソフトがよきに計らって補正していた可能性がある。
あるいは、回線なら文字化けが生じていなかった可能性が高い。
つづく。
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