山崎 豊子
文藝春秋
売り上げランキング: 9053
文藝春秋
売り上げランキング: 9053
おすすめ度の平均:
感慨深い政府の機密保持と言論の自由という対決。
面白いのですが
論理のすり替え
引き込まれ、1・2巻一気読みです。
<感想>
1巻の気になる続きを引き継いで2巻へ。法廷闘争への展開にますます面白くなる一方で、主人公の報道の事由に関しては、非倫理的な側面とのバランスが不十分であるように感じる。読者の感情としてどちらにも思い入れを持てないようなバランスを取ってほしいのだが、若干主人公のやりすぎ感が鼻につくのが残念。
<読書期間>
7月8日~7月11日