運命の人(ニ) 2010-07-11 20:31:17 | Weblog 運命の人(二)posted with amazlet at 10.07.11山崎 豊子 文藝春秋 売り上げランキング: 9053おすすめ度の平均: 感慨深い 政府の機密保持と言論の自由という対決。 面白いのですが 論理のすり替え 引き込まれ、1・2巻一気読みです。Amazon.co.jp で詳細を見る <感想> 1巻の気になる続きを引き継いで2巻へ。法廷闘争への展開にますます面白くなる一方で、主人公の報道の事由に関しては、非倫理的な側面とのバランスが不十分であるように感じる。読者の感情としてどちらにも思い入れを持てないようなバランスを取ってほしいのだが、若干主人公のやりすぎ感が鼻につくのが残念。 <読書期間> 7月8日~7月11日
運命の人(一) 2010-07-11 20:22:27 | Weblog 運命の人(一)posted with amazlet at 10.07.11山崎 豊子 文藝春秋 売り上げランキング: 10849おすすめ度の平均: あくまでフィクションとして楽しむべき 断筆すべき 国家公務員法100条秘密を守る義務違反を唆した111条の罪。 5巻を書かんかい! 現在では衰退しつつある新聞業界がまだ元気だった頃の話、面白い!Amazon.co.jp で詳細を見る <感想> 山崎豊子の作品は読み始める前に、一種の気合を入れないと始まらないくらい読み応えがあると毎回感じる。今回の話は記者の報道の自由、国民の知る権利、そして秘密漏洩という国益を損なう行為との兼ね合いを描いたもの。外交問題にも触れるため難解な箇所もあるが、読み疲れはしないまま、むしろ良い展開で2巻に突入する流れ。 <読書期間> 7月4日~7月7日