Ken寝る書庫

読んだ本の紹介(+α)

「ビジネス書」のトリセツ

2013-03-26 15:12:58 | Weblog
「ビジネス書」のトリセツ
水野俊哉
徳間書店
売り上げランキング: 131,730


<感想>
タイトルのままの内容であるが、特筆するべきは、読み手がベストセラーとなるビジネス書をどう書けるようになるか、という指南書の面も持っている。単なる評論書から一歩踏み出した点で、読み応えのある一冊になっている。ちょっとしたブラックユーモアも交えつつ、出版業界・ビジネス書の裏話も明かしており、自分にとって良いタイミングで出会えた一冊。
<読書期間>
3月23日~26日

四つ話のクローバー

2013-03-26 15:07:55 | Weblog
四つ話のクローバー
四つ話のクローバー
posted with amazlet at 13.03.26
水野 敬也
文響社
売り上げランキング: 2,829


<感想>
夢ゾウの著者が書く短編。極めて読みやすいが、ボリューム不足な点はある。その中にもメッセージ性を追求している姿勢が垣間見られる。気晴らしにも適しているし、何かを感じることも可能な一冊。
<読書期間>
3月24日

そうか、君は課長になったのか。

2013-03-26 15:01:52 | Weblog
そうか、君は課長になったのか。
佐々木 常夫
WAVE出版
売り上げランキング: 2,477


<感想>
名著の評判を度々聞いていたため、手にとった。手紙のような語りかけ調で書かれており、著者の感情がよく伝わってくる。書いてあることは特別なことではないが、自身の経験からくる考えを押し付けがましくもなく書いている点で好感が持てる。
<読書期間>
3月21日~23日

オタクの息子に悩んでます

2013-03-20 00:25:50 | Weblog
オタクの息子に悩んでます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より (幻冬舎新書)
岡田 斗司夫 FREEex
幻冬舎
売り上げランキング: 1,258


<感想>
タイトルがセンセーショナルだが、新聞の悩み相談から、著者が「問題に対する解決方」を書いたもの。つくづく、著者がすごく頭がいいことを痛感させられる。論理的に回答方を分析・解説しながらも、相談者への愛を忘れない姿勢からは、著者の人間力の高さが垣間見える。野次馬根性的にタイトルに惹かれたが、内容の深さに圧倒された一冊。
<読書期間>
3月15日~19日

ひと目で伝わる!図解表現のテクニック

2013-03-17 17:27:00 | Weblog
ひと目で伝わる! 図解表現のテクニック (PHPビジネス新書)
飯田 英明
PHP研究所
売り上げランキング: 205,278


<感想>
非常にシンプルかつ基本に忠実な一冊。手頃に資料作成やプレゼンの基本を振り返れる。その中でも、実用的な知識がちらほらと紹介され、思わず幾つかはメモを取ってしまった。
<読書期間>
3月10日~16日

究極の判断力を身につけるインバスケット思考

2013-03-11 01:15:56 | Weblog
究極の判断力を身につけるインバスケット思考
鳥原隆志
WAVE出版
売り上げランキング: 3,886


<感想>
2012年ビジネス本大賞にノミネートされるだけあって、のめり込む面白さ。実際に本書の主人公になりきって、1時間で20の案件への対応を考えるというものであり、頭に汗をかかされる。インバスケット思考の重要性自体は疑いようもなく、いかにそれを身につけるかを考えた際には、本書のようなシュミレーション形式が最適なのだろう。すぐにでもビジネスの場で意識したいと思う。
<読書期間>
3月8日~10日

コンカツ?

2013-03-11 01:07:39 | Weblog
コンカツ?
コンカツ?
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石田 衣良
文藝春秋
売り上げランキング: 242,251


<感想>
息抜きにしか手に取らない著者であり、今回も目的はそれ。タイトル通りのストーリーだがあまり深みはなく、どちらかというとビバヒルのような軽薄な話。主人公の性格が悪いとも思えてしまい、あまり共感が抱けないのは男の自分が読んでいるからだろうか。少し前に放送した、菅野美穂と玉木宏主演のドラマの方が、考えさせられる内容。
<読書期間>
3月1日~9日

朝鮮半島201Z年

2013-03-03 20:44:56 | Weblog
朝鮮半島201Z年
朝鮮半島201Z年
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鈴置 高史
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 29,416


<感想>
ノンフィクションにも思えてしまうほどリアルなフィクション。日中朝韓米の各新聞紙面をベースに、朝鮮半島を巡る国家戦略を描いている。2010年末の執筆だが、綿密な取材に裏付けられているためか、極めて現実に近い展開を描いている。日本の不甲斐なさに呆れてしまう一方、中国の外交戦略には関心させられてしまう。なかなか読まなかったジャンルであり、新鮮だった。
<読書期間>
2月25日~3月3日

「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方

2013-03-03 06:55:01 | Weblog
「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方
岩田 松雄
サンマーク出版
売り上げランキング: 150


<感想>
書店で人気の1冊。同じジャンルのものは多数あるけれど、本書は著者の正直で謙虚な姿勢がまっすぐに書かれていることが、好感を持たれているのかもしれない。To do goodよりもTo be goodの下りに代表されるように、リーダーとしての人間性・徳の向上を一貫して強調している。当たり前のことが書いてあるが、読む価値はあり。
<読書期間>
2月18日~3月1日