ブラック・ローズ 2010-06-22 14:43:55 | Weblog ブラック・ローズposted with amazlet at 10.06.22新堂 冬樹 幻冬舎 売り上げランキング: 68141おすすめ度の平均: もの足りない テレビ業界ものです 好きじゃないです!Amazon.co.jp で詳細を見る <感想> またまたゴシップ記事を読むような感覚で読んでみた。元からストーリーには期待していないので、拍子抜けすることはないが、今回の主人公の性悪ぶりには唖然。全くもって共感できないまま読み終わり、嫌悪感が残った。気晴らしに読んだつもりなのに。 <読書期間> 6月19日~6月21日
黒笑小説 2010-06-18 23:12:55 | Weblog 黒笑小説posted with amazlet at 10.06.18東野 圭吾 集英社 売り上げランキング: 295555おすすめ度の平均: もうひとつの東野圭吾 独特のユーモアセンス。 東野圭吾がますます好きになる シンデレラはとってもテクニシャンらしい もうひとつの大いなる助走Amazon.co.jp で詳細を見る <感想> さすが東野圭吾という作品集。どれも笑いを誘われるものばかりで、甲乙つけがたいものばかり。シリアスな長編小説も良いが、こういったコミカルな短編集も一つの東野圭吾の世界なのだろう。星新一のショートショートのような読後感がある。 <読書期間> 6月16日~6月18日
伝える力 2010-06-18 14:51:08 | Weblog 伝える力 (PHPビジネス新書)posted with amazlet at 10.06.18池上 彰 PHP研究所 売り上げランキング: 57おすすめ度の平均: 周りの人が指摘してくれないことを教えてくれる 池上さんらしい著書 指導者必読の1冊 とはいえ、池上さんの技術を盗み取るのは、十分に価値あることですよ。 分かりやすい解説Amazon.co.jp で詳細を見る <感想> 最近ではテレビで見ない日が珍しいほどの池上さんの著書。まるで話し声が聞こえてくるかのような書き方で、あっという間に読んでしまった。具体例も数多く挙げており、実践できる技術も沢山載っている。万能の1冊のように感じて、逆に焦点がぼやけてしまいかねない点が、難癖をつけるとしたら挙げられるだろうか。 <読書期間> 6月15日~6月18日
夜の桃 2010-06-14 20:13:38 | Weblog 夜の桃posted with amazlet at 10.06.14石田 衣良 新潮社 売り上げランキング: 96688おすすめ度の平均: くだらない… 都合の良い女になっていませんか がっかりしました 新しき皮袋に入ってはいるが… 中年男性は恋愛でつまずく?Amazon.co.jp で詳細を見る <感想> 石田衣良だから読んだけど、作者を伏せられたら誰が書いたか分からないだろう。単なる官能小説と紙一重の駄作に思える。このような路線を保ったまま一歩脱却した作品には、「失楽園」などがあるのだと一般的には言われているのだろうが、文学的にハイレベルなのかどうかは自分には分からないままだった。 <読書期間> 6月13日~6月14日
35歳からのリアル 2010-06-10 20:56:21 | Weblog 35歳からのリアルposted with amazlet at 10.06.10人生戦略会議 WAVE出版 売り上げランキング: 5195おすすめ度の平均: まずは未来 確かにリアル クズ本。 「夢」を持つために必要な「現実」の、解答はないが方向性は見える 人生の節目をどう迎えるかを考えさせられる。Amazon.co.jp で詳細を見る <感想> たしか以前に「28歳からの~」を読んだので、こちらも。基本的には書いてあることは変わっていないので、読者が年をとればタイトルを変えればまた売れるのだろうな、と思ってしまった。「20代のころと比べて時間がたつのが速くなった、と感じているとしたら、それは皆さんの思い違いです。ときはつねに冷静です。(中略)それはただ、皆さんの歩くスピードが遅くなっただけ。そう考えた方が自然でしょう」というフレーズは意味深かった。 <読書期間> 5月30日~6月10日
SOSの猿 2010-06-07 10:50:55 | Weblog SOSの猿posted with amazlet at 10.06.07伊坂 幸太郎 中央公論新社 (2009-11-26)売り上げランキング: 9479おすすめ度の平均: エクソシストと猿と調査員 ミステリの要素も少なく初期の伊坂作品と比べると物足りなかった 大人的寓話 試験的な作品 伊坂ファンですが...う〜ん。Amazon.co.jp で詳細を見る <感想> 孫悟空が作中に登場してくる、何とも奇妙な話。「人を助ける」、「そのための暴力」、「因果関係」などをテーマに随所に著者らしさが垣間見えるストーリーだが、こねくり回しすぎている感が残念。テーマありきで書き進めている作品と、その他の作品(初期に多い?)もので読者受けが異なってきているのではないだろうか。 <読書期間> 6月3日~6月6日
邪魔 2010-06-04 20:21:37 | Weblog 邪魔posted with amazlet at 10.06.04奥田 英朗 講談社 売り上げランキング: 174211おすすめ度の平均: 邪魔と必要は紙一重 ソフトタッチなクライムノベル 絡み合う人間模様とミステリー 普通の主婦の豹変にびっくり 人物描写が素晴らしいAmazon.co.jp で詳細を見る <感想> 前作の「最悪」の方が良かった気が…。色々とこねくり回した結果、単純な結果に終わってしまって残念。登場人物の描き方は良いけれど、感情移入が出来ないのはなぜだろう? <読書期間> 5月27日~6月3日