県庁おもてなし課 2012-11-28 21:09:01 | Weblog 県庁おもてなし課posted with amazlet at 12.11.28有川 浩 角川書店(角川グループパブリッシング) 売り上げランキング: 2382Amazon.co.jp で詳細を見る <感想> 「フリーター、家を買う」、以来の著者の本。一般受けする作品が多いと思うが、自分はたまに少し違和感を感じることがある。何となく小っ恥ずかしい文体が散見され、ふとした瞬間に著者が女性であることを思い出せられることがある。それを除けば内容は、地方振興に着眼した非常に面白いもの。ビジネス的な側面からの記述もあり、観光コンサルタントの視点は勉強になる。 <読書期間> 11月19日~27日
仕事は楽しいかね? 2012-11-25 15:15:48 | Weblog 仕事は楽しいかね?posted with amazlet at 12.11.25デイル ドーテン きこ書房 売り上げランキング: 443Amazon.co.jp で詳細を見る <感想> 書店で平積みになっていたので手に取った。2001年に初版ということで、改めて注目されてきた作品ということだろう。内容は特徴を挙げるのが難しいが、ストーリー仕立てのビジネス本となっており、読みやすい分野に入ると思う。テクニックよりも考え方を重視した書き方になっている。シリーズ物になっており、次も手に取ろうと思う。 <読書期間> 11月23日~24日
PK 2012-11-20 14:01:04 | Weblog PKposted with amazlet at 12.11.20伊坂 幸太郎 講談社 売り上げランキング: 20941Amazon.co.jp で詳細を見る <感想> 伊坂作品は自分の中では、2種類のテイストがあると勝手に理解していたが、これはエンタメ性を強くした側の作品かな。相変わらず様々な伏線を張る上に、今回は科学まで取り入れており、読了してすぐに読み返したくなる。ライトタッチなのに深みがある良さは健在。ゴールデンスランバーを彷彿とさせる作品に仕上がっている。 <読書期間> 11月17日~19日
采配 2012-11-15 00:34:23 | Weblog 采配posted with amazlet at 12.11.15落合博満 ダイヤモンド社 売り上げランキング: 724Amazon.co.jp で詳細を見る <感想> 落合博満の評判の一冊。ビジネス本の類なのだろうけど、実話を交えながら野球の話から外れずに持論を展開している。その辺りのバランスが絶妙で、野球好きもそうでない人にも、ビジネスマンにもそれ以外にも、評価される作品では。極めて論理的な思考をすると感じたが、温かい人情味も兼ね備えている一面も垣間見えて、読後感も良かった。 <読書期間> 11月9日~14日
「権力」を握る人の法則 2012-11-11 15:42:37 | Weblog 「権力」を握る人の法則posted with amazlet at 12.11.11ジェフリー・フェファー 日本経済新聞出版社 売り上げランキング: 14428Amazon.co.jp で詳細を見る <感想> タイトルがなかなか目を引く一冊。要所で実話を交えており、出世するために人は色々なことをするのだなあ、とただただ感心。社内政治と能力を制した人が権力を手にするらしい。評価者に気に入られることの方が、実績を残すことより優先されるという箇所は、違和感を感じながらも納得してしまう部分もあった。 <読書期間> 11月3日~9日
頭がよくなる「図解思考」の技術 2012-11-04 20:52:48 | Weblog 頭がよくなる「図解思考」の技術posted with amazlet at 12.11.04永田 豊志 中経出版 売り上げランキング: 1161Amazon.co.jp で詳細を見る <感想> 図解思考に関心を持ったきっかけが著者の本であり、本作は代表作のような位置付け。図解思考のコンセプトから実践まで余すところなく記載してある。とはいえ、なかなか図解思考のスキルは簡単に身につくものではなく、やはり日々の実践と意識が大事であることに変わりはない。同じような内容の本をこれ以上読むよりは、実践あるのみかもしれない。 <読書期間> 8月~11月3日
プリズム 2012-11-01 01:19:03 | Weblog プリズムposted with amazlet at 12.11.01百田 尚樹 幻冬舎 売り上げランキング: 72910Amazon.co.jp で詳細を見る <感想> 多重性人格障害について焦点を当てた一冊。百田尚樹とこのテーマならもう少し面白い物が書けただろうに、やや残念な仕上がり。主人公に共感が持てず、自己中心的な人にしか思えなかった。10年ほど前に読んだ「症例A」の方がストーリーに深みがあって良作だったような気がする。 <読書期間> 10月27日~31日