Ken寝る書庫

読んだ本の紹介(+α)

無理

2011-01-29 19:20:57 | Weblog
無理
無理
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奥田 英朗
文藝春秋
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<感想>
「邪魔」「最悪」と同種の作品。雪国という閉鎖空間で様々な立場の男女が、クライマックスでその人生が交錯するスト―リーは相変わらず。どのような形でクライマックスに持っていくかが楽しみであったが、前2作に比べると若干の強引さがあった気がした。ただ、話の展開が分かっていても読みたくなるのは、筆者の魅力。
<読書期間>
1月24日~1月27日

白と黒が出会うとき

2011-01-23 22:16:59 | Weblog
白と黒が出会うとき
白と黒が出会うとき
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新堂 冬樹
河出書房新社
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<感想>
著者の過去の作品とは少し異質な感がある1冊。良い意味でも悪い意味でも没個性的なストーリーであり、インパクトが薄かった。記憶にも残らないだろう作品だが、著者の作風の変化が印象的であった。
<読書期間>
1月17日~1月21日

上大岡トメのいつもとちがう日

2011-01-09 01:04:12 | Weblog
上大岡トメのいつもとちがう日
上大岡 トメ
日本経済新聞出版社
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<感想>
上大岡トメの本を立て続けに読んでみた。続けて読むには内容が似通っているので、あまりふさわしくない著者であることが分かった。生活が話題の中心であるからしょうがないのかもしれない。初めて読んだ「キッパリ」が1番面白かった気がする。
<読書期間>
1月8日~1月9日

ゲームの名は誘拐

2011-01-09 01:00:35 | Weblog
ゲームの名は誘拐
ゲームの名は誘拐
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東野 圭吾
光文社
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<感想>
2011年の初めの1冊は東野圭吾。冒頭から引き込まれる書き方は流石。タイトルからストーリーがある程度分かってしまうのと、オチが読めてしまうのが残念。読みやすさで十分カバーできているが。
<読書期間>
1月2日~1月3日