Ken寝る書庫

読んだ本の紹介(+α)

フリーター、家を買う。

2009-11-30 09:54:41 | Weblog
フリーター、家を買う。
有川 浩
幻冬舎
売り上げランキング: 3555
おすすめ度の平均: 4.0
5 厳冬期!今の時代に希望を与えてくれる一冊
1 警告・読まない方が良い方が居ます
2 タイトルの勢いは良いのだが・・・
3 可もなく不可もなく愉しめる
5 みんな誰かに守られ支えられている


<感想>
読みたいと思っていた1冊。タイトルから立身出世の話を予想していたが、思っていた以上にシリアスなところも良かった。自己中心的な父親にもうんざりするが、共感してしまうところがあるのも面白い。
<読書感想>
11月27日~11月29日

空中ブランコ

2009-11-26 15:18:40 | Weblog
空中ブランコ
空中ブランコ
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奥田 英朗
文藝春秋
売り上げランキング: 7519
おすすめ度の平均: 4.5
5 シリーズ2弾目もおもしろい!
4 伊良部は止まらない。
1 普通に結末が読めてしまった
5 一度は通ってみたい
5 文句なしに面白い


<感想>
伊良部医師の登場作品とは知らずに読んだが、特に面白いわけでもなく…。伊良部医師の作品は順番をばらばらに読んでいるが、1作目の「イン・ザ・プール」を読むかどうかはまだ分からない。
<読書期間>
11月24日~11月25日

オール ミッション2

2009-11-23 20:36:46 | Weblog
オール ミッション2
オール ミッション2
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山田 悠介
角川グループパブリッシング
売り上げランキング: 177741
おすすめ度の平均: 3.0
2 路線変更??
3 前作に比べると…。
4 んー最近山田さんらしさが感じられません(^。^;)
3 前作のほうが面白い


<感想>
前作の続編だが、前作と同じくらいの内容。依頼内容が少しずつ面白くなくなっているけど。それにしても新しく加わる登場人物が憎たらしい。
<読書期間>
11月21日~11月22日

ダブル・ジョーカー

2009-11-22 00:52:08 | Weblog
ダブル・ジョーカー
ダブル・ジョーカー
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柳 広司
角川書店(角川グループパブリッシング)
売り上げランキング: 11896
おすすめ度の平均: 4.5
4 荒唐無稽だがタッチは軽快
5 予測不可能なスリル満点の展開。この面白さは一気読みあるのみ!
2 口語的
5 踊らされてるのは自分?それとも魔王?
3 前作のほうが良かった


<感想>
前作が大変面白かったので続編も。今回も一気に読んでしまう面白さは健在。「魔王」の存在感は増している反面、各スパイの個性が薄くなったような。スパイなのだから没個性的でいいんだけど。前作の方が、D機関立ち上げの様子などが描かれている分、評価は高いが、今回の方が話のスケールが大きくなっているような気がした。
<読書期間>
11月20日~11月21日

WE LOVEジジイ

2009-11-20 18:11:04 | Weblog
WE LOVEジジイ
WE LOVEジジイ
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桂 望実
文藝春秋
売り上げランキング: 337518
おすすめ度の平均: 3.0
3 都会から来た青年が巻き込まれる地域再生ストーリー
4 あと一息かな
2 ちょっとてんこ盛りすぎやしませんか?
4 地域コミュニティーの復活


<感想>
著者の作品で初めて外れ。地域コミュニティーの話だが、冗長すぎて読み飛ばしてしまった。
<読書期間>
11月19日~11月20日

さまよう刃

2009-11-20 01:10:05 | Weblog
さまよう刃
さまよう刃
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東野 圭吾
朝日新聞社
売り上げランキング: 32107
おすすめ度の平均: 4.0
5 素晴らしい作品です。
1 雑すぎるし単純すぎる
5 迫る緊張感
3 自分だったら
4 問題提起


<感想>
映画化される作品でもあり配役も意識しながら読んでみた。少年犯罪と被害者感情に焦点を当てている。最近、その手のテーマの作品が続いているのは偶然だろうか、それとも時代の風潮なのだろうか。東野圭吾らしい小気味の良い文調で、サスペンスとしてもラストにちょっとした結末が待っていて、さすがの一言。
<読書期間>
11月15日~11月18日

悪党

2009-11-14 20:53:55 | Weblog
悪党
悪党
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薬丸 岳
角川書店(角川グループパブリッシング)
売り上げランキング: 97855
おすすめ度の平均: 4.0
4 次回は別のジャンルを書いた薬丸岳も読んでみたい。
4 タイトルから伝わるもの。
2 説得力なし。
5 どんな姿を見たら赦せると思えるのか
4 被害者感情からの目線


<感想>
「天使のナイフ」に引き続き著者の作品。被害者感情(応報感情)をテーマにしたテンポの良いものに仕上がっている。ストーリーの流れもスムースだが、終わり方がイマイチだったかも。
<読書期間>
11月11日~11月13日

ジパング島発見記

2009-11-11 21:55:14 | Weblog
ジパング島発見記
ジパング島発見記
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山本 兼一
集英社
売り上げランキング: 96633
おすすめ度の平均: 3.5
4 ジパングでの異文化接触:各人各様の思念と行動のおもしろさ
3 残念ながら…
3 もっと自由を
3 う〜ん
4 16世紀、日本にやってきたしたたかな男たち。


<感想>
また山本兼一の作品。相変わらず見事な切り口で、キリスト教伝来の話を書いている。ルイス・フロイスやザビエルのような重要人物の話ももちろんこと、脇役の話も欠かせないスパイスとなっている。作者の作品では今まで外れがないのがうれしいところ。
<読書感想>
11月8日~11月9日

ひかりの剣

2009-11-08 15:30:31 | Weblog
ひかりの剣
ひかりの剣
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海堂 尊 文藝春秋 売り上げランキング: 6373
おすすめ度の平均: 4.0
3 速水、清川の大学時代を描いたスポコン小説3 異色のスポ根もの4 高階先生が速水・清川両名にとって大きなターニングポイントになる4 阿修羅の手の上で転がされる伏龍と猛虎の図5 こんな純な医学生いるのか?(笑


<感想>
救急の速水とギネの清川の医学生時代の話。剣道の話なので医学の話はほとんど出てこない。登場人物を知っているから面白いが、それでなければ純粋なスポーツ物としては評価はイマイチかも。
<読書感想>
11月7日~11月8日

忍びの国

2009-11-08 12:37:56 | Weblog
忍びの国
忍びの国
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和田 竜
新潮社
売り上げランキング: 3737
おすすめ度の平均: 4.5
5 多少物足りなさも感じるが、この軽快さが持ち味かも
5 忍び
4 和田竜に期待
5 次回作にさらに期待しています。
4 台詞が…


<感想>
「のぼうの城」に続く2作目。伊賀の忍者に注目した作品。エンターテイメント色を意識しすぎたのか、最後の展開が読めてしまったが、飽きることなく読み進められた。
<読書期間>
11月4日~11月7日