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読んだ本の紹介(+α)

スッキリ!―たった5分間で余分なものをそぎ落とす方法

2010-12-31 17:28:02 | Weblog
スッキリ!―たった5分間で余分なものをそぎ落とす方法
上大岡 トメ
幻冬舎
売り上げランキング: 23015


<感想>
1作目の「キッパリ」を読んでから数年後に読んでみたが、読みやすいという点は変わりなし。
ただ、「キッパリ」と何が違うのかは思い出せず、全く同じ内容を書いていても分からないのではないかと思う。定期的に読むと生活をリセットできるような気がする点では、貴重なジャンルの作品だと思う。
<読書期間>
12月30日~12月31日

東京DOLL

2010-12-31 17:19:29 | Weblog
東京DOLL
東京DOLL
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石田 衣良
講談社
売り上げランキング: 113325


<感想>
作者のライトなストーリーを事前に期待するかどうかで、評価が変わってしまうのではないだろうか。物語に深みを求めずに月9の恋愛ドラマを気楽に読むような感覚で読めば、また次に深みのある別の作品を読むエネルギーが湧いてくる思う。
<読書期間>
12月28日~12月29日

ひまわり事件

2010-12-28 21:39:05 | Weblog
ひまわり事件
ひまわり事件
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荻原 浩
文藝春秋
売り上げランキング: 305302


<感想>
老人ホームと幼稚園の話し。筆者の作品は好きなのだけど、今回はタイミングが悪かったのかもしれない。切り口は面白いし筆者の得意の風刺も聞いているけど、いかんせん長い・・・
ストーリーもなかなか進まないので、じれてしまい読み飛ばしてしまった。
残念な気もするが、作品との出会いのタイミングは重要であることを再認識した1冊。
<読書期間>
12月24日~12月28日

サウスバウンド

2010-12-23 23:48:03 | Weblog
サウス・バウンド
サウス・バウンド
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奥田 英朗
角川書店
売り上げランキング: 25964


<感想>
奥田英朗の作品はどれも読みやすいが、本作のような長編になってもそれは同じ。
元過激派の父がいる小学生の主人公の生き方を描いた作品。
一部で完結しても良いかと思いきや、2部を読み切った時点で2部もあってよかったと思うような結末に仕上がっている。読みやすさを保ちつつも色々と考えさせられる側面を持った、深い一冊。
<読書期間>
12月20日~12月22日

廃墟に乞う

2010-12-22 11:12:44 | Weblog
廃墟に乞う
廃墟に乞う
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佐々木 譲
文藝春秋
売り上げランキング: 68915


<感想>
話題となった作品、やはり警察小説。休職中の主人公のいわくつきの過去が気になリ続けるが、なかなか明らかにされないところが憎い演出である。尤も、もう少し捻った過去にすれば良かったが、少しだけ拍子抜けした感もある。
表題の話よりも他の話の方が面白いのも少し残念だが、全体的に安定感のある1冊に仕上がっている。
<読書期間>
12月12日~12月17日

いっしん虎徹

2010-12-11 20:18:01 | Weblog
いっしん虎徹
いっしん虎徹
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山本 兼一
文藝春秋
売り上げランキング: 103242


<読書感想>
ニッチな領域を攻める山本兼一の作品。ひたすら鍛冶師の姿を描いているが、マニアックな描写が多いので始めのうちはじれったい感じがする。話が進むにつれて引き込まれるストーリーになっており、気長に読み進めることがおススメ。
<感想>
12月6日~12月11日

ドラッカーのリーダー思考

2010-12-02 10:41:53 | Weblog
ドラッカーのリーダー思考 (青春新書インテリジェンス)
小林 薫 青春出版社 売り上げランキング: 151359


<感想>
流行りのドラッカーを読んでみた。意味が不明で全く伝わってこない。ドラッカーが偉大であることは間違いないだろうから、ここまでひどい内容になるということは、著者がひどいということだろう。ドラッカーの身近にいたからといって、人にドラッカーの言葉・考えを上手く伝えられるかは別問題であるということが良く分かる一冊。頑張って読んだが、薄い割に読み終わるのに時間がかかるということは、駄作だということ。
<読書感想>
11月19日~11月30日