戊辰戦争の驍将 板垣退助

板垣退助が慶応四年一月の土佐から出陣したときから幕末の戊辰戦争の活躍を日記形式にその日付と連動しておどとけします。

板垣退助の甥 板垣退助こぼれ話

2005年05月21日 | 板垣退助こぼれ話
板垣退助らが今市にて大鳥圭介の軍と苦戦している中、板垣退助の甥に高屋佐兵衛が今市に援軍を引き連れて、駆け付けようとしていた。

板垣退助は大鳥圭介が軍を引き連れて今市に再び大規模な襲来をする情報を得て、高屋に今市に至急くるように指令するが、どういうわけか
その命令は高屋には届かなかった。

結局板垣退助は高屋佐兵衛の援軍なしでどうにか大鳥圭介の攻撃を撃退できたが、戦いが終わってから高屋佐兵衛は今市に到着してきた。

板垣退助はこの甥の遅着に腹に据え換え、高屋佐兵衛を斬ろうとするが、廻りの者に留められてようやく思い止まったという。