戊辰戦争の驍将 板垣退助

板垣退助が慶応四年一月の土佐から出陣したときから幕末の戊辰戦争の活躍を日記形式にその日付と連動しておどとけします。

“平成の白虎隊”聖光学院、140年目の仇討ち…甲子園第5日 報知新聞

2007年08月14日 | 管理人の勝手な独り言
◆第89回全国高校野球選手権大会1回戦 聖光学院11―7岩国(12日、甲子園球場) 聖光学院(福島)が県勢最多となる18安打、最多タイの11得点を挙げ、岩国(山口)を圧倒。福島県勢として悲願の“対長州”初白星を挙げ、幕末に白虎隊の悲劇を生んだ「戊辰戦争」のリベンジを果たした。

 平成のサムライは刀ではなく、バットで勇敢に立ち向かった。あの敗戦から139年。時空を超え、リベンジの瞬間が訪れた。夏の甲子園で福島県勢として対山口県勢初勝利。聖光学院ナインは真夏の青空に向かって、大声で校歌を歌い上げた。「山口県勢を倒してくれという、年配の方の声が大きかった」と斎藤智也監督(44)。白虎隊と同い年の若武者たちが、県民の悲願となる“打倒長州”を成し遂げた。

 因縁は江戸末期にさかのぼる。長州中心の新政府軍と旧江戸幕府による戊辰戦争がぼっ発。旧幕府勢力の中心だった会津藩は、10代の武家の男子によって「白虎隊」を編成した。だが、苦戦の末、総勢19人が自害する悲劇を生んだ。今月5日の組み合わせ抽選後、岩国との対戦が決まると、ナインの間では「戦いだな」との声が上がった。「向かっていく気持ちだけは負けたくなかった」会津若松出身の小椋大輝(3年)が話した通り、福島に脈々と受け継がれる「打倒長州」の魂がナインに乗り移った。

 防戦一方だったあの時代と、同じ轍(てつ)は踏まない。5回を除き毎回安打に毎回得点と攻め続けた。県勢最多を更新する18安打、最多タイとなる11得点の猛攻。黒土の“戦場”を駆けめぐった。県大会で打率2割1分1厘と不調だった黒羽剛広は5打数4安打2打点。「これまで支えてくれたみんなに、恩返ししたかった」と言い切る顔つきは、忠義を尽くす武士そのものだった。

 過去の夏の甲子園では、山口県勢に2連敗。横山博英部長(37)は「戊辰戦争から数え、これで1勝3敗。会津の人が喜んでくれたらうれしい」と笑った。「次も命をかけてぶつかりたい」と黒羽。勝ってカブトの緒を締めよ―。ナインはひたむきに勝ち進む。


(2007年8月13日06時01分 スポーツ報知)


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1 コメント

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白虎隊 (ウイング)
2010-02-13 15:34:08
岩国の場合は、吉川広家のことがありますので。
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