DrKの株日記

現役医師が仕事の合間をぬって株と格闘するブログ

レジ袋有料化のウソ

2007年05月13日 | 地球温暖化
いや~もうほとんど反エコロジストみたい。
でも別にエコロジーに反対しているわけではなく
あまりに情報操作がひどいのに腹立たしいだけなのだ。

今回はレジ袋削減に伴う有料化運動についてについてのうそ

まずはレジ袋ってなあに?
ふむふむ・・ポリ袋とビニール袋ってのがあるらしい
ここでは面倒なのでポリ袋のみを取り上げることにする。

先ほどのHPから
「日本の年間原油輸入量である約2億4千万KL(02年)で比較すると、
輸入量の1日分弱の原油がレジ袋に使用されていることになります。」

レジ袋のためにそんなに原油が使われてるんだ、
これは使用を控えなくっちゃ・・・って思った人
もうすでに騙されてますよ!

ポリ袋ってどうやって作られるの?
この中の「高密度ポリエチレン」というのがゴミ袋。
もうほとんど化学のお勉強です。
製造過程も載せておくね。
ここで一番重要なのはポリエチレンは単独で作るものではなく
ガソリンなどを精製する過程で生じる副産物であるということ。
つまり需要として一番多いガソリンを作ろうとしたら
一定量のポリエチレンの成分は必ず生じるということ。
豆腐(大豆)の絞りかすのおからがナフサを原料とする石油化学製品なのだ。

これは廃物利用といってよく
ポリエチレンの使用料を減らしても
原油の消費量は全く変わらないといった寸法である。

「おからが人気なくって売れないので
豆腐の生産量を減らしましょう」
そんなやついるか?


「石油から精製されるのは、
ナフサを初めとして、ガソリン、灯油、軽油、そして重油です。
このうち、ナフサは約8%しか蒸留されていません。
ちなみに重油が29%で最も多く作られ、次いでガソリンが24%、
軽油が16%、そして灯油が12%です。
ナフサ以外は、ほとんどが燃料、
いわゆるエネルギー資源として使われています。」

石油はどんな風に使われているの?
もう言うまでもなく
全体の36.4%という高い割合を自動車が占めている。
本当にエコを唱えるなら自動車を使用禁止にするべきなんだけどね。


次に最初のHPから
「杉並区の実施した「杉並区中継所搬入ごみ組成調査(平成14年度)」によれば
ごみ中に含まれるレジ袋の約7割が単なるごみとして捨てられていました。」

レジ袋をそんなにもったいない使い方する人がいるんだ?
自分は大体ゴミ袋に使うために引き出しにとってるのに・・・
そう思ったあなた・・・正解です。

「杉並区中継所搬入ごみ組成調査(平成14年度)」
ここの記載は、レジ袋の75%が「ゴミ袋」として捨てられていたで、
「単なるごみ」なんて記載はどこを探してもない。
これは北朝鮮も真っ青の情報操作だろう。

実際、ためて取っておくレジ袋
→「ごみ箱の内袋」として使う人も約80%と多い。
 レジ袋は、使った後にくくれるようになっていますので、
 非常に使いやすいんですね。
 利用しないで捨てている人は0・8%と、ほとんどいません。

やっぱり自分の思ったとおりジャン。

「レジ袋は代替可能で、私たち消費者が選択できるものです」

別にいいよあんた勝手にやってよ。
でも自分は便利なポリ袋がただで欲しいよ!
ごみを出すのに
結局自治体が出してる袋買わなきゃならないけど
だったらただのほうがいいじゃん。

レジ袋有料化を法律化しようなんて
日本は戦時中に逆戻りか?
情報操作の挙句に強制撤収・・・。

さっきのHPはレジ袋有料化でグーグル検索すると4番目にでてくる。

繰り返し言うが
俺は正確な情報が知りたいだけだ!

あえて言おう
レジ袋有料化反対!






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