DrKの株日記

現役医師が仕事の合間をぬって株と格闘するブログ

小出先生が今一番恐れていること

2011年09月09日 | Weblog
9月8日 【起こしUP】小出氏:3.11から半年のまとめ【工程表の破たん、悪化の可能性、除染2年で帰宅の意味】@たねまき
(ぼちぼちいこか様のブログより以下抜粋して引用)

(藤田氏)厳しい状況だと思う。
例えば、小出先生?今後、状況がさらに再び悪化するという、そういう可能性っていうのは考えられるか?
(小出氏)はい。私が一番初めからお伝えしているが、私が一番恐れているのは、圧力容器の中で水蒸気爆発が起こる可能性。
それは、原子炉の炉心がまだ、もとの場所にあって、いまだに2号機と3号機ですが、炉心という部分に何がしかの形が残っていて、これから冷却に失敗したときに、ドスンと下に落ちる。その時に下に水が残っていると、水蒸気爆発が起きる。
そうなってしまうと、圧力容器は多分破壊されるし、その外側の格納容器は比較的弱い構造体だから、それも壊れると思う。
そうなってしまうと、大量の放射性物質が大気中にまき散らされてしまうということになるので、一度は大気中への大量放出は収まったが、もう一度起こる可能性がある。それを私はずっと恐れてきたし、その可能性がないと自信を持って断言できないというのが、現在の段階。

(藤田氏)なるほど。要するに炉の中の状態がはっきりとはわからないと。
(小出氏)そうです。一番大切なのは、水がどこまであるか?という水位計のデータだが、それを調整することができないまま「わからない」という状況が、今日まで続いてきてしまっている。
(以上引用終わり)



どうですか?
考えることは一緒でしょ?
「安全」なんて言葉は、福島第1原発には当てはまるわけがないんだよ!

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