DrKの株日記

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フクシマとチェルノブイリの比較…早川教授のブログをチェック

2011年12月09日 | Weblog
フクシマとチェルノブイリの比較

画像

なんども引用しているが
<チェルノブイリ>
第一区分(強制移住エリア):15Ci以上/km2 (555kBq/m2)
第二区分(補償つき任意移住エリア):5-15Ci/km2 (185~555kBq/m2)
第三区分(放射線管理エリア):1-5Ci/km2 (37~185kBq/m2)

チェルノブイリ事故に関する基本法

この図で重要な箇所は2つ

まず福島市が含まれている1-4μSv/h
チエルノブイリの居住権利区域 → 第二区分(補償つき任意移住エリア)
の広がりを確認してもらって
この地域に人が居住しているというあまりに狂っている現状をまず認識。

次におなじみ第3区分
「セシウム137汚染レベルが185kBq/m2以下,ストロンチウム90が5.55kBq/m2以下,プルトニウムが0.37kBq/m2以下の地域では,厳重な放射能汚染対策が実施され,事故にともなう被曝量が年間1ミリシーベルト以下という条件で居住が認められる.この条件が充たされなければ,住民に“クリーン”地域への移住の権利が認められる.」

一番薄いピンク色がこれに当たる。
ホットスポットの一関、柏、松戸、流山、三郷といった
有名スポットだ。

これはウクライナSSR(ソビエト社会主義共和国)が定めた法律の基準である!

日本政府はソビエト政府以下の
野蛮な非科学的な基準を採用しているのだ。

日本政府というのが米国植民地の暫定政権レベルであることを
如実に示しているといえよう。

素晴らしい図を提供してくださっている
早川教授に感謝です!

NHKや大手新聞社にこの図が提示される日が来るのであろうか?


(追記)

この比較図はよく見ると縮尺を同じにして比較していることがわかる。
な~んだ福島のほうがチェルノブイリより
圧倒的に被害範囲が少ないねw
…って思っちゃったあなた

チェルノブイリの同心円を東側(右側)半分手で隠して見てみな…
アレレ???
おんなじじゃん。

そう、福島はチエルノブイリより被害が少ない(汚染範囲が狭い)
なんてのは全くのデタラメ。
ただ単に海に向かって
汚染範囲が広がっているにすぎないのだ。

もし福島の東側に陸地が広がっていたと想像してみた時
その海洋汚染の広がりを目のあたりにすることができる。

これでもあなたは東北近海で採れた
海産物を食べることができますか?

放射性物質はチエルノブイリと同じような形で
海底に沈んでるんでしょうね…

海の汚染地図はいつ作られるのかな?


(追記の追記)
ゴメンナサイ。
もう一つ図が追加されてました