DrKの株日記

現役医師が仕事の合間をぬって株と格闘するブログ

こういうのをステルス・マーケティングと呼ぶ

2011年12月08日 | Weblog
“サラリーマントレーダー”増加中 低額&短時間取引が人気

 携帯電話で株式やFXの取引ができるようになって以降、仕事の合間を縫って取引をするサラリーマントレーダーが急増した。しかし、株式市場の低迷が長引いていることに加え、FXのレバレッジ引き下げなどの影響で、短時間でのトレードによって利益を上げることが難しくなった。その結果、サラリーマントレーダーは減少傾向にあった。

 だが、2010年から登場した新しい金融商品である「バイナリーオプション」によって、再び“サラリーマントレーダー”が増加傾向にあるという。

 バイナリーオプションは、FXと同じように、円やドルなどの外貨を投資対象とするが、大きく違う点は、取引期間があらかじめ決められていることだ。取引期間は販売する会社によって変わり、短ければ取引開始から10数分、長ければ1週間程度。サラリーマントレーダーに人気があるのは、10数分で取引が終了するタイプである。中でもGMOクリック証券が提供する『外為オプション』は、100円から投資ができるため、ユーザーを集めているもよう。
 
「外為オプションは、10分後の為替相場が、取引した時点よりも「円高」か「円安」のどちらかを予想するだけなんです。予想が当たれば投資金額が2倍になり、外れれば投資金額分が損失額となる。トレードの仕組みが分かりやすく、短時間で終了するので、サラリーマン向きだと思います」と語るのは、外為オプションでサラリーマントレーダー・デビューをした、A氏(30歳)。

 Aさんは、通勤時間やランチタイムのわずかな空き時間に、iPhoneでトレードをしているという。そのトレードの成績はいかに?

「始めた当初は、それまでFXもやったことがなく、為替相場の知識もほとんどなかったため、勝ったり負けたりを繰り返していました。ただ、最近は少し勝率がアップしてきています。為替相場は、円高傾向になったり、円安傾向になったりと、一定のトレンドがあるんですね。トレード時のトレンドを見極めて、そのトレンドに乗ってトレードをするようと勝率が上がることがだんだんわかってきました。トレンドの見極めには、為替のチャートをチェックする必要があり、いまはどのチャートがいちばんイイのかを研究しているところです」

 どうやら攻略法がありそうだ。

「僕の場合は、1日に1回から2回程度トレードしています。当初は500円程度のワンコインでやっていましたが、トレンドを見ながらトレードするようになってから、イケそうだなと感じた時は5000円で注文を出したりします。100円からできるところも、外為オプションの魅力でしょう」とAさん。

 自信がないときは、トレードをしないことが勝率のアップにつながるという。ただし、トレードをしていないときでも、「とりあえず予想だけはしておき、結果を見て、自分の予想が当たったのか外れたのかをチェックしておく。そうすれば、次のトレードの参考になります。ケータイゲームよりも、ハマッてますね(笑い)」(Aさん)という。

(NEWS ポストセブン)


下の外部リンクに『外為オプション』(GMOクリック証券)ってのがあるし
関連記事を見ても定期的に同様の記事を書いている。

未だにチャートを勉強すれば株であれFXであれ
利益を出すことができるなどというオカルトをねたに
素人を騙す記事が書かれるというのも何だけど

短期トレードでは相場が上に行くか下に行くかは
全くの半々でブラウン運動と同じと思っていい。

上記のバイナリーオプションは結局のところ
ルーレットの「黒」「赤」と基本的に変わらない
そして胴元(FXの会社)がどのように利益を上げるか?
…を考えれば投資回数が増えれば増えるほど
手数料で胴元に抜かれる分
必ず個人投資家が損をするというのは
チョット考えればすぐに分かる。

気に入らないのは
こうしたステルス広告が
結構メジャーな広告媒体に載っているという事実だ。

投資は株だろうとFXだろうとなんであれ博打であるし
確実に利益を出す方法などこの世に存在しない。

それを理解していても株を買う自分は
パチンコや競馬をやる人と何ら変わらない
ただのギャンブラーだと自己認識している。

旧 海軍の暗号方式  真珠湾前に解読 米軍史料発見で新説…みんな知ってたよね?

2011年12月08日 | Weblog
旧 海軍の暗号方式  真珠湾前に解読 米軍史料発見で新説

 太平洋戦争が開戦した1941(昭和16)年12月8日のハワイ・真珠湾攻撃の前に、米側が、旧日本海軍が作戦指示に使った暗号をほぼ解読していたとする報告書が、米軍の史料から初めて見つかった。42年6月のミッドウェー海戦前に解読され、米軍の大勝につながったというのが定説だった。米側が開戦前に、旧海軍の動きをかなり把握していた可能性もでてきた。

 報告書は「日本から奪った文書が暗号解読にどう役立ったか」との題で四七年三月、米海軍通信機密保全課内で作成された。戦史研究家の原勝洋氏(69)が三年前に米国立公文書館で見つけ、本紙に初めて公開した。

 百七ページ、全七章にわたり、太平洋戦争で旧海軍から傍受、収集した各種暗号の解読に至る経過を検証している。第一章の冒頭二ページで、開戦前の解読成功に触れていた。

 開戦当時、旧海軍が作戦指示に使った暗号は、まず暗号書で例えば「連合艦隊司令長官旗艦」なら「00867」と、言葉を五桁の数字に変換。その数字を「乱数表」を使って、別の数字に置き換える二段階方式だった。

 報告書や原氏によれば、暗号解読の作業を一九三九(昭和十四)年夏から開始。二〇年代初頭、軍や警察のチームがニューヨーク日本総領事館に忍び込み、撮影した古い海軍暗号の法則をヒントに進められた。暗号書と乱数表は、旧海軍が随時、更新していたが、報告書には暗号方式を「真珠湾攻撃の前に解読できていた」と明記している。

 ただ当時は米軍も対ドイツの情報収集に忙しい時期だった。報告書では、真珠湾攻撃について「十分な人員さえあれば、奇襲にはならなかっただろう」との注釈を付けている。

 このため乱数表の解読で、第一段階となる言葉を数字に直した状態まではつかんでいても、数字に当てはまる旧海軍の専門用語を完全に割り出していなかった可能性もある。ただ原氏は「開戦前に解読していたと明記した史料はこれが初めて。どこまで旧海軍の指示が明らかにできていたかは、検証する必要がある」と話している。

 米側は開戦前、日本の外務省が使用する外交暗号の解読に成功したが、より複雑な旧海軍の暗号解読は遅れたという見解が一般的だった。専門家の中には「米国は開戦前の解読で真珠湾攻撃を察知していたが、ルーズベルト大統領の謀略で日本を戦争に誘い込んだ」との主張もあるが、決定的な証拠がなく、論争が続いている。

(東京新聞)

まだ議論なんてされてたんだ?
こんなの常識レベルだと思ってたんだが…

米国は真珠湾攻撃の情報を知りながら
参戦への世論誘導のために黙殺したというのが
史実だと理解していたのだがね。

東京(中日)新聞は原発以来
何か憑き物が落ちたかのように
いい記事を書くようになったな。

先日のコラムでもTPPについて疑問を投げかけていた。

以前は中日新聞を読むときも
マスメディアの洗脳の一部として
斜めから眺めていたものだが
最近はネット情報を超えたスクープ記事も多くなって
真剣に記事を読ませてもらうことも多くなった。

なんども言うけど
この世の中に中立なんて意見はないいんだよ
マスメディアはステルスに走るのではなく
ちゃんと自分のポジションを表明して
それに沿った意見を述べればいいんだと思う。

東京(中日)新聞には日本のオピニオンリーダーとなってほしいな。

…でも、落合監督のコラムを終了したのは最悪だったよ。
あれは本当に面白かった。
早く本にして出版して欲しい。