最高のおいしさはお金の値段ではない

二十代の頃いつもお金がなかった
学校の授業料、家賃、生活費全般を
アルバイト代だけで賄っていた貧乏生活
でも、私はいつも明るかった
毎日が楽しかった
若かったからか、未来に夢を持てたからなのか？
給料までの一週間キャベツだけの生活が辛くなかった
そして、やっとアルバイト代が入ると
和食屋に行き刺身定食を食べた時は
涙が出る程美味しかったことを思い出す
ピザも、マクドナルドも、回る寿司も
美味しくて、美味しくて
あの頃、食べることが幸せに直結していて笑顔で生きていた
そして年月が過ぎて
余裕が出来た私は有名なホテルのフレンチも
高価な寿司も食べることができるようになった
確かに美味しい・・・
でも、でも、でも
貧乏時代に食べた刺身定食、
走って入店したピザ店のしたたり落ちるチーズの美味さ
最高の感動と美味しさはお金の値段ではない
手を伸ばせばすぐ手にできるものよりも
やっと手に入れた感動程思い出深く記憶に残るものはない
あの時の感動とあの時味わった舌は何物にもかえられない

いずれ死ぬ そんなに急いでどうするの

人生は何度も登る山のようなもの
小さな山、大きな山、でこぼこ山など
それぞれの山を登ってきた
息切れして楽になりたいと思ったことは何度もある
その時に救われた言葉のひとつに
【神は乗り越えられる試練しか与えない】
呪文のように繰り返して乗り越えたことを思い出す

かつて交通標識でみた
狭い日本そんなに急いでどこ行くの
をヒントに　一句
『いずれ死ぬ　そんなに急いでどうするの』
私達人間はいずれ時期がくれば死ぬ宿命なのだ
だからこそ今生で生まれた
自分だけの人生を自分でデザインして生きたいと切に思う
人生楽しんだもの勝ちだよ~
どんなことも楽しんじゃえとアドバイスをしてくれた
人生の後押しをしてくれた留学友よありがとう

言葉は生き物

言葉って凄い魔力を持つ生き物
嬉しい言葉
幸せにさせてくれる言葉
ウキウキ気分に元気にさせてくれる言葉など
私はやっぱり前向きで楽しい
明るい言葉が好き
だから相手が嫌になる言葉や
気持が落ちそうな言葉には気を付けているつもりだが
これがなかなか難しい
辛い思いをしているからと慰めたつもりでかけた言葉も
「同情しないで」など返事が返ってくると
こっちが落ち込みそう
反対に軽く慰めただけなのに
感動して泣きながら
「あの時あなたの言葉に救われた」
と言われたこともある
人はそれぞれの環境と価値観の中で生活しているから
同じ言葉でもとらえ方が違うのは仕方がない
私はできるだけ
楽しく元気な言葉を使って人生を謳歌したい

友達食事と ぼっち飯について

ぼっち飯を関東近辺の三ツ星ホテルとか
有名なホテルのランチやディナーを食べた話をしても
気心の知れた友人は
「あら美味しかった？」
「時間ある時に私も誘ってよ」など
遠慮することなく気軽に話せる
しかし、知人以上友達未満になると
微妙に違ってくる
同じセリフを言っても
「三ツ星ホテルのランチに行けるなんて余裕ある人は違うわね」
または「いいなあ、私んて給料少ないし行きたくても行けないわ」
と言われてしまうと私はいつも返答に困る
ゆえにリッチぼっち飯の話はまったくしなくなる
友達との交流の距離感の付き合い方は色々経験してきた
「外食の時は値段を気にしないで食べたい」
という友人がいるが、彼女と外食する時は金額を気にしない
お金があるなしではなく、食べることへの考え方だと思う
私がリッチぼっち飯の話をして同調するのは
同じ金銭感覚の持ち主
食べることにお金をかけることをいとわないタイプ
結局何にお金を使って幸せ感を感じるかの違いだと思う

不思議おもろいホテルの話

ひとり旅を愛する私は海外、国内様々なホテルへ泊まりました
三ツ星ホテルからカジュアルホテルまで様々です
おもてなし最高のホテル、個性的なホテルなど
その中でも奇想天外なホテルに宿泊した時は仰天しました
ある時海が見たくなり関東近辺のあるホテルに予約しました
ホームページではシンプルで普通のホテルです
名称も海に近くしゃれた名称　
タクシーでホテルに到着
あれ玄関が暗いぞ　　そしてフロントに誰もいない
ホテルも節約しているのか暗い感じ
近くの椅子に座りしばらく待っていると
なんと腰を曲げながら80代くらいのおばあちゃんが
「いらっしゃい」
と言って受付の中に入って印刷した紙をみて
「○○さんですね。鍵、どうぞ」
ええー！嘘でしょう。
私は部屋に入るのが怖くなりましたよ
キャンセルして逃げようと思いましたが、
宿泊代も予想以上に高くもったないなので宿泊
部屋は洋室と和室のミックス、不思議としか
説明ができない部屋でした
チェックアウトもあのあおばあさんが腰を曲げながら
「ありがとうございました」ってだけ
ホテルで会ったのはあばあさんだけ
不思議な不思議なホテル宿泊体験物語でした