渋谷の街は24時間眠らない。様々な人々が溢れるエキサイティングな街。
私は迷路のような小さな道が交差する飲み屋の街を歩いていた。
ロングのウィッグ、赤い口紅は濡れている、縁の黒い眼鏡をかけ、
そし胸元の開いたワンピースを着ている容貌を見て
私であることを見破れる者はいないだろう。 飲食店が並ぶ中、赤いドアが右側に見えた。
スナック「バンビ」。昭和の匂い漂うスナックのドアを開けた。
「いらっしゃいませ」薄暗い店の中からハスキーな声がした。
席はカウンターが5つ程あり、テーブル席が3つの小さなスナックだ。
髪を束ねた疲れた表情の中年の女性が不愛想な表情で私を見た。
カウンターには男が2人飲んでいる。お客は私と男2人だけだった。
男の一人は谷トキオ。もう一人の男はトキオの大学時代の友人だ。
2人の関係は既に調べてある。かなり酔っているようだ
私は、トキオの隣に座りハイボールを注文した。
しばらくして、男2人は立ち上がり勘定をして外に出た。
私もすぐに男達の後を追って出た。
通りへ出ると友人が一人でタクシーを止めて乗った。
トキオが一人になった。ラッキーな夜だ。
今夜の渋谷は私の味方だ。
トキオの体がふらついている。私は足早に歩くと
「大丈夫?」と言い、トキオの体を支えた。
うつろな表情で横を向いたトキオはかなり酔っていた。
肩に手を回しながら歩き、やがて狭い路地を曲がった。
白い建物のホテルの前で止まり、受付で入口近い部屋へ入った。
ドアを閉めたと同時に私はトキオを抱きしめ壁に体を押しつけた。
情欲は簡単にトキオの理性の垣根を飛び越えた。
乱暴に服を脱ぎ捨てパンティーを下ろしたと同時にトキオは私の中に入ってきた。
ああ...声が漏れる。私は部屋の絨毯に崩れた。トキオも同時に私の上に倒れた。
そして私の中で果てた。谷トキオとセックスすること。
谷トキオから京香を切り離すにはこの方法しかなかった。
私の中のマグマは噴火してしまったのだから。
続く・・・
私は迷路のような小さな道が交差する飲み屋の街を歩いていた。
ロングのウィッグ、赤い口紅は濡れている、縁の黒い眼鏡をかけ、
そし胸元の開いたワンピースを着ている容貌を見て
私であることを見破れる者はいないだろう。 飲食店が並ぶ中、赤いドアが右側に見えた。
スナック「バンビ」。昭和の匂い漂うスナックのドアを開けた。
「いらっしゃいませ」薄暗い店の中からハスキーな声がした。
席はカウンターが5つ程あり、テーブル席が3つの小さなスナックだ。
髪を束ねた疲れた表情の中年の女性が不愛想な表情で私を見た。
カウンターには男が2人飲んでいる。お客は私と男2人だけだった。
男の一人は谷トキオ。もう一人の男はトキオの大学時代の友人だ。
2人の関係は既に調べてある。かなり酔っているようだ
私は、トキオの隣に座りハイボールを注文した。
しばらくして、男2人は立ち上がり勘定をして外に出た。
私もすぐに男達の後を追って出た。
通りへ出ると友人が一人でタクシーを止めて乗った。
トキオが一人になった。ラッキーな夜だ。
今夜の渋谷は私の味方だ。
トキオの体がふらついている。私は足早に歩くと
「大丈夫?」と言い、トキオの体を支えた。
うつろな表情で横を向いたトキオはかなり酔っていた。
肩に手を回しながら歩き、やがて狭い路地を曲がった。
白い建物のホテルの前で止まり、受付で入口近い部屋へ入った。
ドアを閉めたと同時に私はトキオを抱きしめ壁に体を押しつけた。
情欲は簡単にトキオの理性の垣根を飛び越えた。
乱暴に服を脱ぎ捨てパンティーを下ろしたと同時にトキオは私の中に入ってきた。
ああ...声が漏れる。私は部屋の絨毯に崩れた。トキオも同時に私の上に倒れた。
そして私の中で果てた。谷トキオとセックスすること。
谷トキオから京香を切り離すにはこの方法しかなかった。
私の中のマグマは噴火してしまったのだから。
続く・・・