努力万能

目標は生活を支配し、夢は人生を支配する
二兎追う者のみ二兎を得る

宮下奈都『スコーレNo.4』光文社文庫

2012年11月13日 | 本の感想
11月13日

女性が主人公、幼少、高校生、大学生、OLと進んでいく。
ふーんといういまいちな感じで読み進めていたが、
働き始めるくらいからおもしろくなりはじめ、
靴に惚れ込む話からハマった。
靴のくだりからは主人公がすごく楽しそうで充実した生活が描かれていて、
読んでて楽しいし笑顔になるし、いい感じ。

物語前半の停滞感はこのためかなぁ、
いやいやそういうわけではないやろうが
前半と後半でこうも印象が逆転するのはなかなかない。
表現もなにかときれい、くすぐられるかんじ、ほれる。
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辻村深月『冷たい校舎の時は止まる』上下, 講談社文庫

2012年11月07日 | 本の感想
11月7日

厚めの上下巻文庫本合計1200ページくらい。
舞台は高校。高校生の自殺がからんだ話。
朝登校したら仲良しグループ8人しか学校にはおらず、
学校から出れず、その8人の誰かが自殺したやつという設定はおもしろい。
が、あとの展開はいまいち、
なんとか最後まで読んだがいつやめてもおかしくないくらい物語にはほぼ入り込めなかった。
でも最後の解決編と卒業後の話は面白く読めたので、
それなりには物語に入っていたかも。
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