8月29日
文庫本で5巻約2500ページの超長編社会派ミステリー小説。
『火車』や『理由』を読んだ時くらいの衝撃を受けた。
本書はそれらの作品よりも長さが段違いなだけに、
その衝撃の長さは比較にならないくらいであった。
連続婦女暴行殺人事件を、
その遺族、警察、さらには殺人犯など様々な立場から描く。
そして、視覚障害の問題、大衆心理の怖さ、マスコミ批判、
安易なジャーナリズム批判、
そして、
被害者加害者の遺族をケアするシステムが社会にないことを提起している。
こういった様々な社会問題を取り上げており、
もちろん小説はフィクションであるが、
こういった問題は現代の社会問題であることは間違いない。
といっても、やはり内容に引き込まれる。
夜中にひとりで読んでいると、
何回もドアが閉まっているか確認しに行くくらい、
怖すぎる内容ではあるが、
先が気になってなかなか寝れず読み進めてしまうくらいである。
あまりにも長すぎるので、
いざ読み始めるには勇気がいったが、
一冊読めば、流れが分かるので、
残りの4冊はすぐ読んでしまいました。
文庫本で5巻約2500ページの超長編社会派ミステリー小説。
『火車』や『理由』を読んだ時くらいの衝撃を受けた。
本書はそれらの作品よりも長さが段違いなだけに、
その衝撃の長さは比較にならないくらいであった。
連続婦女暴行殺人事件を、
その遺族、警察、さらには殺人犯など様々な立場から描く。
そして、視覚障害の問題、大衆心理の怖さ、マスコミ批判、
安易なジャーナリズム批判、
そして、
被害者加害者の遺族をケアするシステムが社会にないことを提起している。
こういった様々な社会問題を取り上げており、
もちろん小説はフィクションであるが、
こういった問題は現代の社会問題であることは間違いない。
といっても、やはり内容に引き込まれる。
夜中にひとりで読んでいると、
何回もドアが閉まっているか確認しに行くくらい、
怖すぎる内容ではあるが、
先が気になってなかなか寝れず読み進めてしまうくらいである。
あまりにも長すぎるので、
いざ読み始めるには勇気がいったが、
一冊読めば、流れが分かるので、
残りの4冊はすぐ読んでしまいました。
模倣犯1 (新潮文庫)宮部 みゆき新潮社このアイテムの詳細を見る |