ある写真を撮りに行ったところ,すぐ近くに
「一等水準点 琉球政府」と刻まれている
コンクリート板が置いてあるのを見つけた。
大きさは25x25x5cmくらいか(測り忘れ)。
なに! 今どき,“琉球政府”の活字?
本当に当時のものかレプリカか全くわからず,
しかも無造作におかれているなあと思いながら
撮影し,早速検索。
確かに現存するようで,同じ形のものが掲載
されているHPもあり,水準点の蓋とある。
でも今回のものは投げ置かれている感じで,
蓋の役目は果たしていない。
隣にちょっとした窪みがあるので,もしかしたら
そこが本来の場所かもしれない。
窪みには土が覆っていたので,本体がさらに
その下にあるのかあるいはすでに無いのか。
本当に蓋なのかも含めて,当時の水準点の有り様や
そして現状を全く知らないので私としては何とも
言えない。
その脇には「大切にしましょう 水準点」の標識板が
あったので,やはり関連はあるようだ。
現在も国土地理院が所轄している雰囲気なので
きっと琉球政府から受け継いだ大事なものと
推察はされるが・・・。
まあ,問い合わせれば解ることだろうけど。
「一等水準点 琉球政府」のコンクリート板
傍の窪み
「水準点」の標識板