チャンスに後ろ髪は無い

久しぶりにツキの話です。

前にも書きましたが、ツイていない時に焦ったり、自暴自棄にならずじっと耐えることでやがてツキが回って来ることは、自分の経験でもそうですし、知り合いの人生を見ていてもそう思います。
唯、ツキが回って来た時に、高所恐怖症の様な思いにとらわれてしまうことがあります。「いままでツイていなかったのにこんなにうまく行っていいのだろうか？」「自分にそんな大役やれるだろうか？」等の思いから「怖くなる」瞬間があります。
大事なのは、そこで怯まず大胆にツキに乗ることだと思います。
不思議なもので、そこで怯むとあっという間にツキが去ってしまい、又しばらく耐えねばなりません。
有名な歴史の話では、織田信長の桶狭間の戦いや、秀吉の備中高松城からの中国大返しで明智光秀を破った例等。備中高松城を包囲していて、本能寺の変を聞いた秀吉がチャンスに気づかず、又は怯んでいたらその後の秀吉の成功はなかったと思います。
秀吉は貧しいところから上り詰めて、時には足がすくむような気持ちになったことだと思いますが、その気持ちに打ち勝って成功したのだと思います。
秀吉に限らず、オバマ大統領にしたって、皆成功している人はそういう気持ちに打ち勝って勝利を手にしたのだと思います。
「チャンスに後ろ髪は無い」とも言います。「ツキが回ってきたら、かならずそれを生かす」。。。これが鉄則かと考えております。