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日々のつぶやき

人生半ばを過ぎた中年男のつぶやきです。。。

エボラ出血熱の水際管理の難しさ

2014年10月27日 | 健康
とうとう、というか羽田に到着した人で、エボラ出血熱が疑われる事例が発生した。

今後、同じ様な事例は無数に出てくると考えた方がいいと思う。

未だに、ニュースで、「水際でくい止める」と言っているのは、何か違和感がある。

そもそも、リベリア等に行った人で、感染しても発症していない人が帰国した場合は、そのまま入国を許さざるを得ず、その後数日して熱が出て初めて近くの病院に行くことになる。その時、体液やおう吐物で二次感染者(動物を含む)が出てしまう可能性は非常に高いのではないだろうか?一つ二つの例であれば運よく感染しないかもしれないが、それがいっぱいになると、すべて防ぐのは難しい、というのは単純な理屈だと思う。

と言って、渡航歴を全て言わせて、アフリカ西海岸に21日以内渡航した人を隔離するようなことをすると、虚偽の申請をする人が出てくる。皆「自分は大丈夫」と思う傾向があり、特に急ぎの仕事を持つビジネスマンは先ず申告しない、と思う。

さらに、百歩譲って、全員が申告しても、アフリカ西海岸以外で感染者に接触(含む空港内)した人を全て把握するのは不可能だろう(その場合、本人も全く気付いていない可能性があるので)。

ということで、「水際で出来るだけの事はするが、日本に入って来ることを前提で、対策を立てる」必要があると思う。

昨日も書いたが、ワクチン開発が最優先される課題だと思う。この場合、短期の日本経済の景気よりも、国民の90%の命の方が大切であることは、言うまでもないと思う。

エボラの報道と危機管理

2014年10月26日 | 健康
今日はもう書かないつもりだったが、日本のテレビ、新聞、(米国のCNNも?)はエボラ出血熱が「空気感染しない」「水際でくいとめられる」等安全を強調する報道が多いが、危機管理という意味では問題なのではないだろうか?

「エボラが日本に上陸する可能性はあって、変異する可能性もある」ことをはっきり言って、「そのための対策はこうする」と示すべきなのではないだろうか?

「対策が思いつかないので、安全と言い続ける」のは危機管理ではないと思う。

今日はもう書かないつもりだったが、一言だけ書いてしまった。

エボラ出血熱ー5

2014年10月26日 | 健康
決して起こってほしくないが、危機管理の常識として、「最悪を想定して対策を立てる」ということであれば、

1)エボラ出血熱が現在のまま日本で感染者が発生
2)エボラ出血熱が空気感染等感染しやすくなるが、死亡率は落ちてから日本で感染者が発生
3)エボラ出血熱の死亡率を保ったまま、感染しやすくなって日本で感染者が発生

というような想定でシミュレーションをしてみてはどうだろうか?

最悪の3)の場合、日本中の機能がマヒして、人々は自宅にこもり、21日(最大潜伏期間)またはそれ以上自宅から出ない、ということになるのだろうか?

又、「東京の下水の3%程度は処理されないまま海に放出されている」という様な情報を見たが、もしそうであれば、東京湾の魚がエボラウイルスを「保菌」ならぬ「保ウイルス」する可能性があるのではなかろうか?海はつながっているので、外洋でも・・・

そうなった場合、我々はエボラへの抗体を持つまでは、刺身は食べられなくなり、海水浴やサーフィンも出来なくなるということだろうか?エボラウイルスが哺乳類や鳥等恒温動物だけにしか感染しないとしても、「保ウイルス」とは別なのではないのだろうか?
もし、恒温動物だけだとすると、クジラやアシカといった海にすむ哺乳類には感染するのだろうか?

話はずれるが、今思った単純な疑問で、「エボラ出血熱は微量でも感染するということであれば、蚊でも伝染するのではないだろうか?」とも思える。もし、そうであれば、「空気感染しなくても蚊がいる夏の間は伝染しやすい」ということであり、年中蚊がいる低緯度の国では今後感染が流行する、ということになる。

ちょっと疑問に思いエボラについて書き始めてしまったが、考え出すと怖くなったので、今日はこの辺でやめることとする。

エボラ出血熱ー4

2014年10月26日 | 健康
今回、エボラ出血熱の感染が広がっている、ギニア、シエラレオネ、リベリアという国には、いままで全く関心がなく、どこに存在するのかも知らなかった。
改めて、世界地図を見て、アフリカの西海岸の一部であることを確認した。

この国からの直線距離だと、南アフリカやエチオピア、ソマリアといったアフリカの東や南の国よりスペイン、ポルトガルの方が近い、ということも地図を見て今初めて知った。

ということは、やみくもに「アフリカ」とひとくくりにして考えていたが、その区分はかなり乱暴であるとういうことだろう。

「アフリカの都市部」とかいう表現を新聞はしているが、どういうことを言っているかイメージが出来て書いているのだろうか?

南アフリカのヨハネスブルグに比べれば、スペインのマドリードやバルセロナの方が距離的には近い、という認識はあるのだろうか?

ふと、地図を見て疑問に思った次第である。

エボラ出血熱ー3

2014年10月26日 | 健康
富士フィルムの薬が効くということは、他の薬が効いたりはしないのだろうか?もちろん試しているとは思うが、この際、すべてのインフルエンザ薬を試してみて、一刻も早く治癒薬を見つける必要があると思う。

一方、インフルエンザ同様、ワクチンで皆に抗体を植え付けてしまえば、エボラ出血熱は危険でなくなる。これがかなり根本的な解決策に私には思える。

ということで、対応方法はあるように思える。もしお金がないのであれば、各国が「エボラ税」でもなんでも作って、エボラワクチンの開発及び普及に取り組んでもいいのではないだろうか?

政府はすぐに税金を上げたがるくせに、今回は何故そういう話にならないのだろう?

エボラ税は「エボラワクチンが普及するか、治療薬が発見され普及するまで」の暫定的な税金で、原則一年に(といっても一度作ると利権が発生して継続してしまうのだろうか???)してはどうだろうか?