日々のつぶやき

人生半ばを過ぎた中年男のつぶやきです。。。

スポーツと健康

2017年05月28日 | 健康
こちらで生活しているとスポーツが好きな人が多く驚かされる。会社に来る前に朝五時半からジムに行って来たとか、3週間ほど休みを取ってヨットの大会に出てきた、仲間と船に泊まりながら釣りばかりを一週間やった、ハンティングが趣味等々・・・

しかも、一般的にスポーツにかかる費用が安い。街中から車で10分ほどのところにあるゴルフ場は年間10万円程でメンバーになればプレー代は無料。但し、カートは手押しのレンタルカートか自分のカートを持ち込む。
テニスもクラブハウスが付いた10面のきれいなテニスコートの年会費が2万円程度。しょっちゅう手入れしており、とても年会費でこの施設が維持できるとは思えない。
おそらく国か自治体から何か補助が出ているのではないかと思われる。

ジムはちょっと高く月4千円程度。24時間365日使用可能。但しスタッフがいる時間が限られ、それ以外はすべて自己責任。

一方医療費はとても高く、かつ限られている。

普通の病院は、いきなり総合病院や専門医には行けず、まずはGPと呼ばれるかかりつけの医者に。GPでも予約がすぐには入れられなかったりするし、病院に行ってもまず、看護師さんが対応して医者に診てもらう必要が無いと判断された場合、そのGPにも会えない。

歯医者はとても高く、ちょっと見てもらっただけで一万円近くかかる。

こういう状況なので、人々は出来るだけ病院や歯医者に行くのを避けて、運動に精を出すことになる。医師も歯医者も数が少ないので、それでも医師も歯医者もかなりの高給取り。

但し、事故など命に係わる場合は医療費はすべて無料。大都市までヘリコプターで運ばれても無料。一方、日本よりは入院期間はとても短い。

スポーツ振興、スポーツ設備への補助によって全体の医療費を抑制するスキームは日本の医療費の削減の一つのモデルになるのではないかと思うが、製薬会社の収入が減って新しい薬の開発に支障が出るというデメリットは起こるかもしれない。

あくまでも素人考えなので、物事はそう簡単ではないのかもしれないが・・・

赴任して2年経過

2017年05月28日 | 英語
オセアニアにある今の会社に赴任して丸二年が経過した。

当然であるが日本人は数人で残りは英語のネイティブ達。オセアニアの英語は独特の発音で、会議でも当初は「%&3??#」としか聞こえてこず、最初の半年間くらいはとても苦労した。と言って今でも100%理解できるか、というとそうでもなく、あらかじめ内容が判っていて言うことが予想できる場合でも8割くらい、そうでない場合は4割くらいしか判らず、あとはその判った範囲の情報で全体を推測しながら会議に参加している。

又、その日の自分のコンディションによって、わかる率が高くなったり低くなったり。又、人によって、わかりやすい発音の人とわかりにくい発音の人がいる。特にスラングを多用する様な人の言っていることはほとんど分からない。

判りやすいのは電話会議の時。相手の顔が見えないし、日本との電話会議の場合は、気を遣ってわかりやすく、ゆっくり話す傾向があるので、この時の会議はとてもよくわかる。「こういう話し方が出来るのであれば、いつもそうしてほしい」と思うのだが、電話会議が終わった瞬間からいつものわかりにくい早口の英語になってしまい、閉口する。

もちろん、100%理解しなければいけない様な重要な場合は、会議とは別に一対一で話したり、誤解がない様メールで同じ内容をもらったりしている。

まだ2-3年は居ることになると思っているが、その間にどれだけ英語が上達するか・・・

英語の上達という意味でも、今回の赴任が最後のチャンスかもしれないと思っている。当初一年は「いまから上達するのだから」と判らなくても楽観的であったが、「二年経ってもこの程度か?」と思ったり、逆に「最初から比べれば大したものだ」と思ったり・・・複雑な思いである。

一時帰国や出張で日本に帰ると、(当たり前だが)ほとんど日本語だけで用が足りてしまう。「便利だな」と思う反面「この(日本の)環境では英語の勉強は難しいなあ」と改めて感じる。